12月24日(土)クリスマス・イブに古典の話し。

 白っぽい快晴!7℃〜12℃、52%。北北西の風やや強し。1日中、富士山が良く見えました。

 風の強い日は、カモメたちが気流に乗って1日中遊んでます。楽しそうだなぁ♪




 古典こてん:

 古典を今の言葉でっ!つう合言葉で日本文学全集を個人編集している池澤夏樹の呼びかけで、集まった諸氏()を招いて出版記念イベントがありました。高橋源一郎方丈記)、内田樹徒然草)、酒井順子枕草子)、古川日出男平家物語)、池澤夏樹古事記)という面々ですぅ。現代の若者が日常で喋っている言葉で、古典の内容を伝えるっていう、とても困難な作業ですぅ。

 内田氏は、「リズムや呼吸を合わせることに専心した。」と。酒井氏は、「ですます調で、読みやすさを優先させた。」と。そして源ちゃんは、「当時の教養は漢語だったが、これは今の英語です。英語に置き換えてみたら、見事に嵌った!」だってよー!そして、現代語に置き換えてみると、みんな頭よさげだが性格が悪いとこがみえみえになった、とか悪口もゆってました。

 いずれにせよ、日本でエッセーという分野を初めて切り開いたのですから、それぞれにかなりの苦心が見られると。枕草子方丈記徒然草とだんだん形が整えられてくるが、そもそもの流通は写本によるものなので、本流・傍流、加筆・修正など当たり前、当時の人々でも分からない不確かな情報もあるので、正確さを期しても意味なしとして、自由気ままに翻訳したんだとか。フフ

 訳者のお薦めは、枕草子の自慢話がけっこううざくて面白い、方丈記はモバイル・ハウス・ダイヤリーと訳せるが、千年経っても人間の本質は変わらないところが英語化で浮き出たと、徒然草鎌倉時代のリアルが視覚ではなく身体感覚(痛みとか)で感じ取れるところが面白いと。

 古事記平家物語はあんまし関心がなかったので、パス。・・・でも、古文で学んだのとは一味違う、まったく新しい読後感が生まれる可能性は感じました。正に、芸術は鑑賞者によって千差万別ということだしょうか?・・・その場でサイン本を売ってましたが、重いので買いませんでした。その内に立ち読みして、面白そうだったら買うかも?(つうよりか、今積読解消が急務なので余裕なし。)どもども。





 ビーテレ:

 NHKのLifeってコントに出てくる「ウソ太郎」のファンだったんですが、最近トレンディドラマで売れてるらしいのだ♪ソース顔からショーユ顔が流行って、今では「シオ顔イケメン」なんだって。ま、流行ですから、そのうちにまたソース顔が流行るかもね?そーすか、そーすか!・・・脳はなんでもすぐ飽きると。ショボーン