11月1日(火)霜月なり、すこし冷え込むなり。

 雨のち晴れ。12℃〜16℃、64%。へそ展にて臍で茶を沸かす。小学生多し。



 さきがけ研究:

 上田泰己氏が研究総括を務める成果報告会に参加。今回の話題は「細胞機能の構成的な理解と制御」つうもので、若手研究者20名の成果報告が行われる。「生命とは何か」を主題に公募して、今回は「細胞構成」を主題にしたものを発表した。タンパク質などの分子の設計や個体システムの合成まで多岐にわたるアプローチで生命の理解と応用を目指している。光を使ったイメージングだけではなく、細胞活性化、細胞内酵素抑制などにも光を使う応用がかなり拡がっていた。一部に本質に迫る成果はあるものの、日暮れて道遠しの感は否めない。ミクロな隅をつつく研究が多くて、生命に肉薄する本質的な突破口は見えず。

 阪大のロボット学者@浅田稔教授の特別講演もあった。赤ちゃんの発達過程をモデル化し、人工共感などの段階的発達を構成的に研究している。構成的発達科学を学際的に提唱しているが、時間が短くて消化不良。面白そうな研究だが、プレゼンはへたくそ。どもども。