5月23日(月)仮想現実とリアリティの狭間

 晴れ。16℃〜30℃、55%。東京でも、真夏日なり。さて今年もまた猛暑なのでしょうかっ?




 ネット社会とは:

 これはもう一口で言えば「屁理屈」ですねィ! テキストで記述された大脳社会ですぅ。全ては、いわゆる薄べったい2次元世界での出来事。でもこれは各自の経験・体験に依拠した想像力を如何に喚起するのか、にも掛かっていますねィ。そもテクストを実感できれば2次元世界も自分のものとなりまふ。

 すかすどんなに書物を読んでも、自分が実感できなければ、それは砂上の楼閣です。現地の動画や説明文で、あたかもそこに行った気分にはなれても、それは実体験ではありません。どこかリアリティが欠けているんですねィ。実際は視覚・聴覚だけではなくして、嗅覚や味覚、はたまた触覚まで動員して体験しないと身体性ってのは出てこないんですね。懐かしいお母さんのにほいとか、イロエロな都市の街角の臭い、草原の匂いなどなど。旅の思い出は味覚に凝縮するところもあります。でこぼこ、つるつるした渓流を遡ったり、砂浜で波に足を洗われる記憶など、とても懐かしさを感じさせます。

 でも、そのような実体験をした人にとっては、ネットの2次元情報も、再体験のきっかけにはなるのですから、強(あなが)ち全面否定する気持ちは毛頭ありませんですぅ。