3月13日(日)トランプ旋風吹き荒れるときは、論理でおつむを冷やしませう

 終日薄曇り。4℃〜9℃、60%。沈丁花のかほりがそこここに♪ 例年どーりぎりぎりで確定申告を作成完了!明日持って行こう。





 抜き打ちテストのパラドックス;可能性や必然性を扱う論理は、時に矛盾を生じる。

 「来週の火曜までに必ず抜き打ちテストをする。但し学生が推論により予想できる日にはテストはしない。」と教師が金曜日に言った。さてテストは行われるでしょうか?

・火曜にテストがあるとすると、月曜の夜の時点で明日はテストがあると予想出来てしまうから、火曜日にテストは無い。
・火曜日にテストは無いと推論できてしまうと、月曜にテストがあると予想できてしまうから、月曜日にもテストは無い。
・つうことで教師は抜き打ちテストはできないという結論になる。
しかし翌週の月曜日にテストは行われた。学生はそのことを全く予想できなかった。すべては教師の言う通りになった。あれれ?

 教師の宣言を信じれば不整合になり、信じなければ誤った信念を抱くことになる。

 このパラドックスは学生が教師の発言を信じるかどーかで様相が異なる。教師の発言を信じた場合は上記のように矛盾が生じる。しかし信じない場合は、「予想できる日にテストを行う」か「テストは行われないか」のどちらかを信じることになるが、どちらも起り得るので学生は予想できない。月曜日にテストが行われると、予想不可能な日にテストが行われたので、教師は正しかったことになってしまう。あれれ?





 ヒトの遺伝子ってけっこう純化が進んでますから、他の生物から比べると個体間の差は比較的少ないんですぅ。ですからヒットラースターリン、マオ・ズードンやポルポト、今ではキム・ジョンウンやトランプなどなど。我々もそんなに違わないってことを頭の片隅に入れておいた方がエエでしょう。つまり特殊なガイキチではなくして、誰でもそんな人格になり得ると。ゾワゾワ〜