10月9日(木)世界的な金融不安に接して大昔を思う

こにちは。曇りのち晴れ。爽やか。日替わり寒暖では暖の日に当た
ります。公園のセージやフクシャの花叢の上を熊蜂がブンブン飛ん
でます。しばらく見てたら突如僕のほうに寄って来た。縄張り主張
の脅しです。でも僕は知識があるから安心。オスの熊蜂は刺しませ
ん。刺すのはメスだけです。が熊蜂のメスは専業主婦ですから一日
中巣の中で花粉をむしゃむしゃと貪り食ってるだけですよ。へへ






あれよあれよという間に株価は9000円近くにまで落っこちて、
去年7月の半分になってもうたよ。世界中でいへば1000兆円
位吹っ飛んだんぢゃないのかな。信用収縮で消えた金はどこへ行っ
たのでしょうか。あの山越えて谷越えて、欲望の彼方へと消えて
逝ったのでしょうか。たしか、今年の2月に同じようなこと言って
たな。http://d.hatena.ne.jp/tamamusi/20080210
「経済とこころの時代」






世界の実物資産が35兆ドルで金融資産(預貯金、株券、債券)
が120兆ドル、さらにデリバティブが150兆ドルだなんて気
が狂うよね!と思ったら世界経済も気が狂ってた。なんでも証券化
して売り捲り、さらにそれに保険を付けて売り捲り、なんでも
かんでも商品化で実物の10倍くらいの欲望がウゴウゴしてて破烈
した。不思議だけれども数式使って理論化してたらみんな信じちゃ
ったんだ。ホゲ〜






もともとマネー経済自体がヴァーチャルですから、注意しないと
欲望を載せて何処までも高く上って行きまする。そしてお空の上で
パーーンと破烈する。子供の手から放れた赤い風船みたいですぅ。





社会現象といえどもある程度特徴的なパラメーターを抽出しモデル
化して、シミュレーションできないものなのかな?数十年後の気候
だって予測できるくらいならね。簡単にできそうなもんだが。
そんなの出来たらイグ・ノーベル賞ものかな?だって経済を確実に
予想できたら証券取引やFXなんてバカみたいでしょ。




富とは余剰であり、1マソ年前に農耕が始まったときが起源である。
とか歴史で読んだことがある。それでそこから奴隷とか労働とか
戦争なんかも出てきたらしいんだ。だって余剰がなければ戦争も
無意味なんだって。そしてナゼ余剰が必要になったかというとね、
それは人間の未来を考える能力なんだって。先を考えるから不安に
なって食料を備蓄しはじめる。そのために拾い食いだけぢゃ心配だ
から栽培を始める。人手が必要だから戦争して奴隷を集めるとか
労働つうものができてしまった。野生の獣は満腹したらだら〜っと
寝そべってるだけ。人間は先を見て物を溜め込みそれで人口が増え
て更に物を生産し溜め込みどんどんどんどん拡がっていって、自分
の欲求以上に物を溜め込み余剰を生み出す。これが今現在、地球が
被っている大災厄。つまり人間の未来を見つめる力が過剰進化だ
ったんぢゃないか?つうことです。だから今日のみを見つめて、
その日暮らしをするのが自然にも人間社会にも優しいつうことに
なんのかな?あれれ??