4月8日(土)考古学的経済学?

 概ね曇り、時々パラパラ。13℃〜18℃、89%。花粉多い。




 四谷方面に進出す:

 お堀端や上智大学近辺は未だ桜の花盛り♪文化講演会つうのがあって、前文化庁長官の青柳氏のお話しがありました。このしとはギリシャ・ローマの考古学が専門ではありますが、上野の国立西洋美術館の前館長さんでもありました。しかし現在は、日本文化の世界への発信に関わっているんだと。その胆は、日本各地に根付いている民衆文化@祭りや民謡、踊り、などを核にして、能楽などの古典芸能や、日本を象徴する富士山をアピールする活動なんですぅ。これを2020オリンピックに合わせて、「カルチュラル・オリンピアード(文化の五輪?)」に結実させたいと意気盛んなり!・・・すかす意気には賛同したるも、クール・ジャパンぢゃないけど、準官製のプロジェクトは、どーしても盛り上がりに欠けますよね?やはしこういうのは民衆から盛り上がる草の根がエエんじゃね?ネット・ファンディングなんかも活用してね。

 日本は超高齢化社会に向かって、全国的に地方が衰退しつつあるとゆわれておりまふ。政府の借金も1000兆円を超えつつあり、こりはタンス預金の約500兆円の2倍を上回ります。世帯当たり2500万円も借金があるんですよ!これは未来の国民に残した負の財産ですねぇ。人口減も5年間で100万人都市が一つづつ消滅する規模になっております。先行きが不透明なまま、何とはなしに未来への不安ばかりが募り、社会の血液はタンスの中に滞留すると。特に地方経済にお金が回りません。これは正に手足の血液循環が滞る凍傷やしもやけ状態です。経済は「気」から、特に将来に向けた安全・安心が絶対に必要で、それは必ずしも経済至上主義の銭ゲバ志向ではなくして、日本の文化・芸術を大切にする心の豊かさから始まるのでしょう♪・・・つうようなお話しでした。

 初めて聞いた話し:日本の縄文土器などは女性が造ったんだと!あの火焔土器などけっこう力強いのにねぇ。これは初耳。果たして学問的な裏付けがあるのでしょうか?なにしろ文字とかの裏付けのない時代ですからねぇ。