4月21日(水)葭始生(ヨシ・アシが芽を出す頃)。社会の風潮はコロコロ変わります。

 今日も白っぽい快晴!13.8℃~25.2℃、23%。かっふん少なし。かろうじて夏日。

 

 風潮(時代精神?)の変化とは:

 コロナ禍によりいろいろな社会風潮がかわりましたが、政府のおカネの使い方に対する風潮も大きく変わりました。従来は財政規律といって税収と財政支出をバランスさせようという方向で、特に日本は公的債務残高が約1100兆円もあるから、将来世代へのツケだとかバラマキ政治だとか言われてました。がっ、コロナで自粛要請など実弾を伴って行わないとならないから、もっとスピーディに協力金を支給しろとか、困っているところには積極的に支援しろと言う声が大きくなってきますたよっと。

 これは世界的な傾向で、先進国のコロナに対する財政支出は1500兆円に達すると言われております。また、公的債務残高はGDP比101.5%と史上最高値に達しているとか。それでこのところ評判なのはMMT(現代貨幣理論)というやつで、これは超インフレを起こさない範囲でお札はいくら刷ってもいいのだっちゅう理論です。今までの日本を見ても、これくらい借金があってもデフレ傾向から抜けられないから、合っているような気もしますが。

 経済の血液である貨幣は、どんどん輸血すればいいのかな?でもいくら輸血しても血液がどこかに滞留していれば病気は治りません。では血液の循環を良くする政策とは何か?やはし、滞留を罰し(税金を掛け)循環を促す成長戦略なのかなあ?穴掘って埋めなおしても循環するという見地に立てば何でも出来るかな?でも、貯蓄に税金を掛けるなんて言ったらみんな怒るだろうな?とてもポピュリストにはできないことだすぅ。ザンネン

 経済は、こういう単純化した一面的なモデルもあるから、なかなかしんやうでけまへん。どもども。