10月8日(水)鳥たちが秋の実を貪り食うを見て


こんにちは。曇りときどき小雨。とても涼しい。
公園でムクドリの群れが木の実を啄ばんでた。





野生の生き物を見てると、生活のほとんどを捕食に費やしてますね。
雀とか鳩などに餌をあげると幾らでも食べます。人間だとすれば、
貰ったおにぎりを貪り食うような感じ。つまり、餓えているって事
がスタンダードで、飽食するってことは逆に不自然とかね。人間は
不自然になっちゃったのかな?






スピノザは、個物の現実的本質はコナトゥス(自己保存拡大欲)だ
と言ってます。つまり平たくいへば食欲と生殖かな?味気ないけど
ホントのような気もする。でも、これは有限な仮の姿だからこそで
、ホントの本質は、「あらゆるものに神が宿ってる」つう汎神論的
なもので仏教に似てるかも。それにこころとからだは別のものでは
なくって、見方の違いだけだよ!という平行論を唱えて心脳問題
などの現代的な思潮の走りにもなってます。






しかし、このコナトゥス、自己保存拡大欲の無目的性にも参るよね。
保存拡大して蔓延ったって、一体なんになるというのでしょうか。







あ、ノーベル賞に日本人ラッシュとかニュースで言ってる。閉塞感
ブリブリの日本にも風穴が空くとイイな!物理の方の凄さは実感で
きないけど、イカからとれた蛍光体マーカーはすごいね。細胞とか
タンパク質の研究がこれで一気に進んだようですぅ。でもみんな
とても古い研究なのは、一時騒がれても引っ繰りカエル業績も多い
から実績がでないと安心できないからかな?だから受賞者はお年寄
りが多いです。でも、一応おめでと。