3月6日(日)蟄虫啓戸(ちっちゅう こを ひらく)、土の中から冬眠生物が出てくる頃

 薄曇り、ときおりパラパラ。9℃〜14℃、76%。
 そー言えばトノサマ蛙が消えつつあるってニュースがあったなぁ。昔はそこら中に居たのにねぇ。






 ニッチとは:

 昆虫がニッチで住分けてるって話をしましたが。小商いもニッチで生き残れば底堅いって話を聞いた。一つはファミリービジネスで医療機器をやってた奴で、医療業界も海外との競合で厳しくなってきたときに手術用の溶ける糸を開発した。しかも人間用は規格や承認が厳しいから獣医用に特化して成功したと。グローバルな大企業が進出するほど市場規模が大きくないから当分は安泰だと言ってますただ。すかす最近のペットブームでそこそこの規模は維持していると。

 もう一つは、中国でTV受像機のキット販売をしてた奴で、中国メーカーが育つにつれ中国での事業が厳しくなった。そこで国内のニッチマーケットを探して、な、なんと刑務所に目を付けたのですぅ。全国の刑務所へTVセットの納入と修理メンテナンスを行い、あんまし価格競争に陥らないので、そこそこのビジネスになっているとか。ま、人の繋がりと信用つうのがビジネスの基本らすいんだすぅ。

 近江商人の「三方よし(売り手よし 買い手よし 世間よし)」と共に、石田梅岩の「実の商人は、先も立、我も立つことを思うなり。」の伝統が残ってるんでしょうねぇ。短期利益を求めて、株価だけを釣り上げる経営は先が短いと言へるでしょう。





 琵琶湖マラソン

 結構ペース配分って大切なんだなぁ〜!ってレース展開でおもすろかった。外国人が6人位ハイペースで先行して、ペースメーカーも二手に分かれてしもたです。しかし最後までペースを守った日本人が、次々に先行ランナーを拾って、2位、3位に入りました。日本人同士でも、先に飛び出した選手は結局拾われちゃいました。あと500mあればトップのケニア選手も拾えたような勢い。オリンピック選考がまた難しくなりそうだすぅ。