2月12日(金)自由の功罪

 概ね曇り。2℃〜11℃、65%。夜も気温下がらず。





 自由とは:Freedom!

 「自由」に関する話を聞いた。社会、経済的自由の問題と、個々人の生き方に関する自由の問題がありまふ。ここでは後者について。
ギリシャ時代から自由と窮屈の問題はありまして、ある一定の条件で奴隷から自由人になることはできましたんや。しかし、中には奴隷のままでいたい者もいたという。奴隷の方が生活面で安定していたからです。一旦自由人になると、自分の才覚だけが頼りでイイ時もあればワルイ時もあるからですぅ。

 こりは現代のサラリーマンと自由業とのアナロジーでもあるんだすぅ。最近のサラリーマンは首輪をぶら下げて、得々としている奴隷も多いですからねィ。すかす、人生の最後に当たり、氏の床に横たわってどっちの生き方が良かったのかを考えることもあるでしょう。時にはこんな思考実験を考えてもよかんべい。椎名誠や旅人マリーシャのような生き方が良かったのか?はたまた組織人として40年間無難に過ごしたほうが良かったのか? この辺は個々人の志向が大きく分かれるところではありまふ。

 人類の歴史を鑑みるに、毎日大自然の中で思いもよらぬ出来事に遭遇しながら対処してきた生き方が、100万年の大半であったのでしょう。ですからヒトの脳内システムも身体システムも、このような偶有性に適応してきたといえるです。すかす、現代人は高々1万年の文明社会にも適応しなくてはなりません。進化的本性か、現代社会への適応か?現代人はこの引き裂かれた内面の闘いの最中にあるんですぅ。

 でも100万年対1万年じゃ、後者の方が分が悪いよね?つうことで、当面は自由に大自然の中で偶有性に付き合っていた方が無難でしょうかっ?何しろ冒険的な人生の方が面白いよね♪アハハハハ








 測定精度は科学を促すと:

 重力波検出の精度を聞いておどれーた!地球と太陽の距離1億5000万kmの長さの中から、水素原子の大きさを区別するんだって。水素原子の大きさは約1オングストローム(1cmの1億分の1)です。これを4cmのピンポン玉と比べると、ピンポン玉を地球の大きさまで拡大したときの4cmのピンポン玉と同じ比率だすぅ。距離を1億kmと簡略化して10000000000000cm=10の13乗cm。これを1億=100000000(10の8乗)分の1まで分解すると。合わせて10の21乗分の1の差を検出せなならんと。1/1000000000000000000000ですぅ。気が遠くなりまひた。ドヨドヨ