11月29日(日)味なことしますね♪

 晴れ。7℃〜14℃、43%。大型商業施設は既にクリスマスの賑わい。





 ”おいしい”話し:

 ”おいしさ”ってなんでしょう?そりは五感を総動員した知覚の藝術なんですぅ。数字に色が見えたり、色が音に関係づけられたりする共感覚ってのがありますが、おいしさってそれ以上の五感を総動員した知覚なんですぅ。もちろんその基底には5つの基本味があります。これらはそれぞれの味細胞の受容体で検出されるんですぅ。甘い(エネルギー味)、塩っぱい(ミネラル味)、旨い(アミノ酸多し)、酸っぱい(腐った警告)、苦い(毒の警告)つうもので前3者は健康維持、後2者は危険の警告の為に進化したもんだすぅ。最近の研究では、これ以外にも脂肪やカルシウムに応答する受容体もあるそうです。辛みってのもありそうですが、こりは味覚ではなくして、痛覚や熱感覚に属するそーです。

 すかす、おいしさってことになると、味覚以外の嗅覚や視覚、聴覚が大きな役割を果たしているんですね。ワインやコーヒーなんかは香りが主体ですし、沢庵やお煎餅は音も大切です。そうそう粒餡なんかは触覚もおいしさに貢献してますね。もちろん、食卓の彩りは食欲に大きく影響します。それ以外に場のふいんきなんかもおいしさに影響します。遠足で食べるおにぎりは、普段の10倍もおいしいですよね?

 また、本来は毒である苦みや酸味も、経験によっておいしさに変わるところが味の不思議なところです。苦いビールや酸っぱい梅干しも、大人になると好物になったりします。一方、貝を食べて食中りになった人は貝類を食べれなくなることもあります。おいしさは天候や温度・湿度などの自然環境、食器や食卓、はたまた部屋のふいんきなどの人工的な環境、文化や宗教、ネット情報などの社会的な環境にも影響されます。ものすごく高いワインなどで値段によるバイアスが掛かったりするのは、「芸能人格付けチェック!」で半分も当たらないのを見れば分かるでしょう。

 またその人の状態(健康、空腹、渇き、心理的要因、食環境、習性などなど)によっても大きく影響されます。水なんかは本来、無色・無味・無臭なのに、喉が渇けば何故おいしいのかっ?そりはかだらが欲しているとしか言えませんねぇ〜♪おいしさってのは、生命維持の根本に本能的に関わっているんですぅ。その一方、後天的な経験、文化、環境、生理状態にも影響される極めて総合的で複雑なものだってことが分かりまふ。ど、どもども。







 今日はイイお肉の日♪11.29