10月18日(日)秋の公園は色々な草花の色彩が乱舞する

 行楽晴れ。17℃〜23℃、58%。




 公園の地方物産マルシェにゆってきた。草餅、果物、野菜など購入す。里芋鍋でおむすびを食す。旨し旨し♪子供が放した黄色い風船が、真っ青な空に吸い込まれて行った。のどかなり。





 視覚と適応:

 蛙は動く物しか見えないという。すなわち静止した世界は透明なんであーる。これは生きている虫を捕食するために進化したんですぅ。それぞれのニッチ(生活範囲)で生態に適した知覚を発達させまふ。夜行性動物は色彩が見えませんが、木の実を取る霊長類は色が見えます。でもこれは可視光の範囲ですが、赤外線が見える蛇や紫外線が見えるミツバチなんかもおります。「見ること」と「見られるもの」は互いに連関しつつ、主導を争います。人間においても、その視覚特性は進化適応の産物です。輪郭を強調したり、日当たりでも日蔭でも同じ色に見える恒常性とか、超低速や超高速で動く物は気が付かないとか、細部は忘れて概要だけ記憶に残るとかは全部適応の結果なんですね。でも森や草原で適応したものが、都会でも有効かっつうと、まことに疑問に思います。ましてやイロエロなディジタル機器に囲まれた現代では、過去の適応が現代の生活環境において錯視・錯覚をもたらしている元凶と言えるのかもしれません。




 あれかこれか:

 下町ロケットハッピーリタイアメントと、どっちを見ようかな?池井戸潤浅田次郎直木賞同士。