9月18日(金)玄鳥去(ツバメが南に渡って行くころ)

 弱雨のち微雨。18℃〜23℃、79%。あ〜あ、ゴーヤ棚が寒くなっても増々盛ん也!葉っぱだけはもっさもさ。もうグリーンカーテンは必要ないのにね。でも、情が移っちまって棚じまいがでけません。タッハー





 音楽家はアスリートだぁ!

 ピアニストの打鍵の速さは7回〜9回/秒もあるんすよ!しゅごいですねィ。こりは練習を早く始めるほど速くなるとも。練習時間は20歳までに1万時間〜3万時間で音楽家に成れるんですが、多いほどイイらすいのだ。でもその技能を維持するためには、1日3時間から4時間も練習せねばなりません。練習はウソをつかない?厳しい世界ですぅ。だから手をコントロールする脳の運動野も普通の人よりか発達してます。ピアニストは左右とも発達しますが、バイオリニストは左だけ発達して(補足:ちょっと曖昧だった。左手をコントロールする右脳が発達する、が正しい。)アンバランス。

 それで音楽は遺伝か練習かと問われれば、練習の好き嫌いを決める遺伝的素因があるという、中途半端な知見がありまふ。タハハ  早い打鍵にはアスリートのように運動神経が関係すると。技能的には二の腕の筋力と肘の回転がものをいうが、握力を強くすると逆に打鍵は遅くなると。このように脳の運動野を鍛える練習でプロになるのですから、アスリートと同じように障害は付きもの。指や手首の筋を傷めたり、慢性の疼痛、手や指、唇が演奏するときに限って震顫(震える)するとか、ジストニアといって指の筋肉が固まってしまうとか、プロを断念するような障害が沢山あるんです。

 スポーツにはスポーツ医学がありますが、遅まきながら音楽界にも音楽医科学が立ち上がり、新しい診断法や治療法が立ち上がりつつあり専門の医者も出てきたとか。脳への非侵襲電気刺激とか、埋め込み電気刺激、あるいは心理的な疼痛などを取り除くリハビリなどで成果がでてきたようでがす。身体的な高みを目指し、今まで人類が見れなかった風景に挑戦するアスリートのように、音楽的な高みを目指し芸術の見えない景色を追い求めるミュージシャンは無形文化財です。限界に挑戦する人々には、限界に挑戦する医療科学が必要なんですぅ♪


 そうそう、脳の障害で右半身がマヒしてしまった世界的ピアニスト舘野泉さんが、左手だけでとても美しいメロディーを奏でていたなぁ♪不可能っつうのは、実はこころの壁が作り出すものかもしれませんね。







 9.19事件:憲法破壊クーデター

 ジーコじゃなかった、ジコ―集団が国会に乱入し、変な採決を強行しながら、「話せば分かる」という説得も空しく、「問答無用!」と憲法や法治を破壊した歴史的事件。戦車で行う熱いクーデターと比較し、新しいタイプの冷たいクーデターと言われている。(白:152、青:90)
海外で戦争が出来る国になることには、勿論イイこともあるしワルイこともある。それぞれの考え方もイイとこ取りと言えるでしょう。全ては塞翁が馬。しかし法治の基本である憲法遵守を破壊した前例は、当面悪い方向に働くような気がします。順法精神はじわじわと浸食されるでしょう。特に為政者において。選挙に勝てば、憲法も無視できると。フフフ