8月25日(火)穴は実体なりや否や

 曇り。午後一時弱雨。21℃〜23℃、63%。とても涼しい一日です。






 空即是色:空(実体のない無)は即ち色(形のある有)であーる

 パンツに穴が空いてしもた。プールで着替えているときに気が付いたんですぅ。パンツの穴か、穴の開いたパンツか?は大きく意味の異なるところ。そもそも水中の泡は実体か?洞窟というのは在るのかどーか?単に物質が無い状態のようにも見えるが、ある効用は有している。無いけれど有る、有るけれど無い、つうようなのがこの世界の実態であると、見抜いた洞察は、全ては変転無常の幻であると悟った故か?

 現代物理風に言へば、そもそも色彩は可視光範囲の電磁波であるから、物質の大本たる素粒子レベルには色は無いんだすぅ!(DNAの2重鎖を色付きで模型化したものは嘘なんですぅ。本来色は見えない。)また、半導体物理では、電子の海の中にある泡を正孔といって、プラスの電荷を持った粒子として扱うから、あぶくも見方によっては実体化するんですぅ。

 んで、パンツの穴は恥ずかしいから、早速ユニクロでエアリズム・パンツを買ってきた。防菌除臭の優れもの♪いや、おならで穴が空いたわけでは決してないんですぅ(と思いたい)。ショボーン



 ついでに:

 どんな宗教でも、その発祥期においては、「無執着」、「無差別」ってのが基本にあるはずです。すかす、年を重ねるごとに分派し、宗教上の地位に執着し、他派を差別して行きます。これ焉んぞ矛盾と言ふべけんや!そもそもコトバってのが、世界の事物を分けて分けて概念化して記号化したものなんすから、言葉を特徴とする人間の本質からは逃れ得べくもなし!つうのがホントのとこかも知れんですぅ。言葉について、う〜んと突き詰めて考えた人は、言葉から離れがちになるのも、むべなるかな!仏教でも「無記の教え」なんてゆって、言葉じゃ語れませーん!つう教えを経典に言葉で書いたりしているリカーシブな矛盾。ぷ