8月24日(月)処暑を過ぎたら朝晩は秋の気配、綿柎開くなり。

 薄曇り時々雲洩れ日。23℃〜27℃、60%。ゴーヤ30本目を収穫。葉っぱは沢山生えててもっさもさだけど、雄花ばっかしで実が少ない。ときおりハナアブやチャバネセセリがやって来る。






 
 カメムシの話し:

 ご近所のブログにカメムシのことが出ていた。カメムシの専門家は、そのにおいだけでカメムシの種類をピッタシ当てることができるんだって。しゅごいですねぇ♪どんなことにも、その道の達人つう人がいるもんだすぅ。果たしてぼくは何の達人なのか?まことに心もとなし!

 つうことで、味覚と腸内細菌の関係を思い出したんで備忘す。マルカメムシというえんどう豆の汁を吸う害虫がいます。そして、その近縁種に雑草の汁を吸うカメムシがいます。その両種は、卵と共に自分の腸内細菌が入っているカプセルを産みます。卵から孵った幼虫は、そのカプセルを吸って母親からの腸内細菌を受け継ぐのですぅ。不思議ですねぇ?受け継ぐのはDNAだけではナインですぅ、腸内細菌まで子孫に伝えちゃうんすねィ。

 そしておもすろい実験が行われた。卵が孵る前に、マルカメムシのカプセルと、近縁種のカプセルを入れ替えていまうんです。→どーなったか?卵から孵った幼虫が入れ替えられたカプセルをチューチュー吸うと、お互いの食性が全く入れ替わってしまい、マルカメムシが雑草を、近縁種がえんどう豆の汁を吸い始めたんですぅ!即ち、味の好みを決めていたのは遺伝子ではなくして、腸内細菌だったということですぅ。

 これが人間にも当てはまるかどーかは、寡聞にしてその実験を知らないが、何となく生物共通の構造みたいな希ガスる。しかし最近は、腸内細菌を入れ替えて過敏性腸炎を治療する治験が進んでいますから、その内、人間でも何らかの知見が得られる可能性がありまふ。人体実験は難しいですが、治療の副作用の研究なら比較的許容され易いですからねっ。


 カメムシセミと同類で、一見無害な姿形をしているから、油断して掴んだら最後、お尻からプッと臭い液をひり出され手に掛けられまふ。そのくさい液は石鹸で何回も洗い落としても3日間くらいは臭うから、俗称「へっぴり虫」と呼ばれるようになりました。ときどき何かの弾みで大量発生しますから注意のことよ。ぷっ

 









 鶏アタマ:冷蔵庫の前で何を取に来たか忘れた我を我を忘れて詠む

 戯れに 豆を飛ばして ハトを打つ 三歩歩けば 全て忘れる