11月15日(火)自分の名前は自分では付けれまへん。

 寒雨しょぼしょぼ、のち午後から寒曇り。14.4℃~9.9℃~13.0℃、85%。3000歩。師走の寒さだとか。

 今日のCOVID状況:都の新規感染者数は11196人で前週より29%の増加、重症者は51人、死亡7人でした。

 

 名前とは:

 個を区別するものなり。人だと親が付けたり、名付け親が付けたり。鎌倉時代のドラマを見てると、太郎とか次郎とか小四郎とかが多いですぅ。義家とか直実とか義時とかの正式な名前はもったいないから普段は使いません。「おい長男」とか「なんだ次男」とか「小さい四男」とか呼んでるのかな?女性はほとんど名前が残ってませんが、何々の娘とか大雑把です。余程有名でないと政子とか富子とか菊子とかの名前は残りません。

 一方、苗字の方は地名由来が多そうです。西洋では職業を名前にしたのも多いですね。大工さんとか鍛冶屋さんとか。日本では藤原なにがしの娘とかいうのがあるけど、西洋では誰それの息子ってのも多いです。マック○○というやつですね。マックアーサーなんて日本では有名かな。世界的にはマックドナルドとか。こりが名前の方だとジュニアってのが流行ってます。

 哲学では唯名論ってのがあって、名前が付けばそれはあるのだという実在論と、あるのは個別具体の個物であって名前は単なる名前に過ぎないという唯名論が対立しますただ。例えば人類ってあるの?そんなの関係ない!あるのは個々の人間だけだよ、というのが唯名論で名前に普遍的な実体は無いと言う立場ですね。理想的な三角形なんて頭の中にしかなーい!というのも同じかな?

 ま、名前だけしかないというのも身もふたもないですよね。でも、人間という普遍的なものが実際にあるのかっつうとそれは無い。人類を救おう!というのは個々の人間を救うことに他なりません。なんていうと言葉が成り立ちませんから、我々は個別を敢えて同一化してそれに名前を付けるんだすぅ。花とか犬とか猫とかもみんなそーなんですぅ。名前の大本は脳内同一化なんすね。

 同一基準でGO!これが人類なんですぅ。だから音感も相対的にしか把握でけまへん。たまに動物に先祖返りして個別具体の音をそのまんま把握でける絶対音感人間もおりまふが。アリャ?