5月9日(土)とてもおもろい1日ですたあ♪

 曇り。17℃〜21℃、64%。





 お台場方面に進出す:日本科学未来館


 「チームラボ、踊る!アート展(8作品)」を日本科学未来館まで見にゆった。気が付いたら明日の5月10日までだった。見逃すところだったぜィ。混んでたけどおもすろかった。ブッシツに貼りつけられてたアートを、ディジタルで自由に羽ばたかせるというコンセプト♪あと、子供たちがインタラクティブ(双方向性)に遊べる「学ぶ!未来の遊園地(8作品)」もおもすろい!


 ・花と人:床一面のお花畑が、鑑賞者と影響し合いながら咲き誇ったり散ったりしまふ。すごく綺麗で幻想的。
 ・生命は生命の力で生きている:空間に書かれた墨書が3次元的に回転しながら、やがて樹になり枝になり花が咲いて蝶が飛ぶ。生命を丸ごと肯定する書道と活花のディジタルコラボ。
 ・冷たい生命:上記作品の表面を剥がして、コンピュータが描いた網目状のスケルトン画像を回転させる。高次情報のままで抽象的だが、冷たい美しさがある。ぼくはこっちの方が好きかも。
 ・増殖する生命: 咲いて、散って、枯れる無数の花の永遠輪廻。CGだが2度と同じものが現れない1回生の今ここ。これも極めて美しい。
 ・花と屍 剝落 十二幅対:人間の生活と自然の猛威、命の循環と自然との共生を、平安絵巻風のCGで表現。上記作品と同様、表面の剥落によって作品の裏側が見えていく。
 ・「鳥獣花木図屏風」:若冲の「枡目描き」をモチーフに、インタラクティブにマス目の中が抽象化される構成で、中の動物が動いたり、きらきらと散ったりする。統合、分割、繰り返しの中、一つとして同じ画像が再現しない。
 ・世界はこんなにもやさしく、うつくしい:紫舟とのコラボ。水や月、鳥や虫、象や牛など20種くらいの象形文字が上から降ってくる。人がそれに触れると映像化され、美しい自然の風景がお互いに影響し合いながら移ろいゆく。瞬間瞬間は2度と見ることができない世界を作り出す。
 ・そして分割された視点 ‒ Light in Dark:う〜ん。ぼくはこれが一番面白かったかも。日本古来の絵巻物図法である多視点分割技法(超主観空間)を駆使したCGで、七色に光る八咫烏を闇の空間に飛び回らせた映像。スクリーンも3つに空間分割され、立体感を醸し出している。一見の価値あり!

 番外で、・「Floating Flower Garden - 花と我と同根」つう展示が7Fでやってて、これが90分待ち。三千本くらいのイロエロなランの花を吊るした部屋で、人が歩くと花が上下する。自分の真上はドーム状の花束になって、とても美しいですぅ。かほりも楽しめますのだ♪人と花が一体になると言う禅の公案の具体化!


 
 「未来の遊園地」は子供たちが皆で一緒に一つの世界を「共創」する広場ですぅ。

 ・3D お絵かきタウン、・お絵かき水族館、・お絵かきふなっしー、は自分たちが書いた塗り絵がスキャナーで読み取られ、3次元の大画面上で活躍します。
 ・天才ケンケンパ、・光のボールでオーケストラ、・つながる!積み木列車、・小人が住まうテーブル、は参加者の行動で、動きや絵や色が変わります。
 ・まだ かみさまが いたるところにいたころの ものがたり:これはアート展の紫舟のところと同様に象形文字を触れると映像化するCGです。文字の概念、パタン認識、因果把握力の訓練になるとか。



 いや〜、1日がアッと言ふ間に過ぎてしまいますぅ♪本展示は明日で終わってしまうけど、デズニーランド辺りに常設してくれないかなぁ!そしたら毎月見にゆくのにィ〜。オネガイッ!