2月19日(木)雨水(雨水がぬるみ、草木が芽吹き始める頃)

 冬晴れ、夕方少し雲出る。2℃〜12℃、42%。木々の芽が大分膨らんできましたよ♪






 
 おもすろいのハケーン!

 絶望書店主人らしき人物の動画を見る。『戦前の少年犯罪』を書いた管賀 江留郎のYoutubeトーク番組。「少年犯罪の現実」つう題で、宮崎哲弥水道橋博士との鼎談ですぅ。「近年、特異な少年犯罪が増えている」つうマスコミのデマを、膨大な過去のデータを国会図書館などで調べて、実証に基づいて露わに晒した。
実は人間の本性なんてそんなに変わらないし、むしろ戦前の方が少年犯罪も多かったし、特異な犯罪も多かったと。メディアは統計や実証に依らずして、個々の事件をセンセーショナルに垂れ流しているだけだと、厳しく断罪する。ま、メディア側は売れて何ぼの世界ですから、馬の耳に東風、カエルの面にしょんべんでしょうが、我ら見る側の意識を、かなーり変えてくれると思う。最近、ピケティさんみたいに膨大なデータを掘り起こして、現象を把握する手法が流行ってきましたが、管賀氏も論文を書けるかも。でも、「自分はジャーナリストでも学者でもなく素人の趣味で調べてるんだい♪」とか謙遜しておったど。さすが、猫猫などの敵う相手ではないですねィ。ぷ





 全体として引き継ぐ:

 「言うだけはただ」とか「ああ言えばこういう」とか近年言の葉が極端に軽くなったのは、世の風潮か?ソーリにしてからが「歴代内閣の談話を全体として引き継ぐ」とか、変な限定が入っていて、個別の表現を段階的に変えながら最後は全体としても大きく変わってるとか。ぷ 理事全員から辞表を提出させた某会長も、「一般社会ではよくある事」と言い訳をして、追及されると「皆無ではありません」と言い直し、さらに追及されると「言葉じりをとらえないで下さい」ですと。普通は(普通ってナンダ?)「良くある事」と「皆無でない」の違いを「言葉じり」とは言わないと思うんだけど、見解の差に持ち込もうとする姑息さよ。他社のこんなのはあんまし表に出ないから、きっと籾井さん自身が過去にやったんじゃねーのん? ま、こんなのは氷山の一角で、言葉自体が軽くなったのは、国会審議の影響もあるのかもね。その場しのぎの官僚答弁を、閣僚や政府首脳がお勉強した結果だとか。

 でも世の実態から言へば、言葉ってのはただの理屈であり概念なんすから、どろどろと動いている現実からは離れがち。理論やイデオロギーに走ると、現実が惨憺たる結果に終わるのは歴史の示すところ。言葉よりも、やってることを見た方が現実に近いのかもしれませんが。しかし基本的なところで意思疎通ができないとは、疲れることでござんすねィ。トホホ