2月16日(月)風邪こじれる

 薄い雲の多い晴れ。2℃〜13℃、35%。

 咳と鼻水がひどくなってきたので診療所に行く。感冒ではなく、普通の風邪とのことで抗生物質を4日分処方された。これは多分金曜日に行ったスーパーのおばさん経由だな?ゲホゲホ咳して声が擦れてほとんど出ないのにレジをしてるんすよ。イヤハヤ  それともプラセボ効果の逆で、風邪がうつると嫌だな!つう心がかだらに現れたのかも?ゲホゲホ




 アンコウと発光微生物:

 風邪の菌がなぜ喉に宿るのか?つう疑問にはいくつかの仮説がありまふ。歯垢などに宿る菌がウィルスが繁殖しやすい酵素を出すんだ!つう説があります。だから良く歯磨きをする人は風邪に罹りにくいんだって。今一つは、風邪の細菌が増殖しやすい環境が咽喉部にあるつう環境説。でも空気感染が主な経路なら、だいたい咽喉部が最初に罹患しても、不思議じゃないすよね。ぷ

 つうことで提灯アンコウの不思議を思い出した。この魚は太陽光の届かない深海に住んでいて、オデコから先のひらひらした釣竿を口の前に垂らして、小魚をおびき寄せるんです。そしてそのヒラヒラには発光微生物がたくさん共生していて、小魚をおびき寄せる手伝いをしてるんすね。アンコウの不思議とは何か?実はアンコウの卵は生まれると直ぐに海面に上がっていって、そこで孵化し、幼魚のうちは海面付近に住みます。大きくなるとまた深海に潜って暮らしますが、いつの間にか提灯のヒラヒラには沢山の発光微生物が共生していますのだ。いったいいつ何処で入り込んだのか?

 これは多分、発光微生物は深海だけにいて、アンコウが海面から深海に下りてくると、そのひらひらの中の環境に惹かれて住みつき、そこで増殖するんではアルマイト。菌てのは媒体の環境さえ適してれば、倍々で分裂して幾らでも増えますからね。つうことで細菌やウィルスの増殖には環境優位説ってのが十分成り立つんですぅ。ま、その後で菌の集団(叢?)が働きかけて住みやすい環境に変えるってこともありますから、双方向の作用が成り立つと。これは西田哲学の個と全体の融合、「一即多、多即一」にも繋がるかもしれませんねぇ。どもども。