2月17日(火)人間の範囲なら、何にでも成れるんだい!(反優生学的考察)

 朝のうち霙、のち弱雨降ったりやんだり。1℃〜5℃、81%。
 布団の中で呻吟中。いつものパターンで、喉から鼻へ病態は移動中、終日青っ洟たらたら。子供の時は洟垂れ小僧だったですから、元々鼻が弱いのは確かだっ。





 見たくないものを、敢えて見ようとする人は、余程精神が強くないと、気が狂っちまいますよ?ども。1っ種の精神安全弁なんだから。







 純化の構図:

 人類ってのは内側から見ると、髪や皮膚のメラニン色素、体格、顔つき、性格などすごいバリエーションがあるように見えます。自分を犠牲にしてでも人を助けたいマザーテレサのような人から、人を殺したくてしょうがない人まで人類のスペクトラムはかなーり広いと思い込みがち。でもねホモサピエンスの遺伝的多様性はそんなに広くはありません。いや、かなり純化されていて絶滅危惧種に近いかも。

 チーターが走りに特化して適応し過ぎた結果、遺伝的多様性を失い絶滅に瀕しているのは知っての通り。早くなるために軽くなったので狩りはあまり上手くないし、たまに獲れても他の肉食獣に奪われてしまうし、なによりポンポンが悪くって免疫が弱く、すぐに病気で氏んでしまいまふ。遅いのも、早いのも、重いのも、軽いのも、混じっていて初めて遺伝的に強くなるんすよっと。

 チーターは、人間でいえば、頭のイイもやしばっかしになったようなもんだ。秀才も、間抜けも、不細工も、イケメンも、デブも、痩せも、色んなのが混じってて、遺伝的多様性が保てるんすね。ですから異性選別の際、3高とかにあんまし拘らんように、参考まで。ぷ


 現代人の遺伝的多様性が、なぜ失われたかっつうと、それはアフリカからの大脱出が関係してるとか。何度かアフリカ脱出を試みて失敗しているうちに約10万年ほど前に成功した時は、1万人前後の小集団になっていた。それで多様性の幅が狭いんだって。アフリカに残ってた民族は、それなりに遺伝の幅は広かったと。それでもチンパンジーの1/4くらいではあったそうだ。

 ですから我々は、偉人や極悪人を見ても自分たちとは違うんだっ!と思う必要はないんです。ほとんどおんなじなんすね、実は。環境や育ち、経験や学習、読書や旅、などなどいくらでも変わり得るんだっちゅうことなんす。そこんとこヨロスク♪ どもども。