11月25日(火)選挙コピーを見て

 朝のうち曇り、のち寒雨しとしと。終日11℃前後と気温低し。






 明るい見通し:

 将来に夢を持って、明るい未来を思い描くのはとてもイイことだと思うんだ。でもね40年後には4人に1人が75歳以上になるし2.5人に1人は65歳以上になるっつう超高齢社会は見え見えの現実で、そのころは人口も8000万人くらいに減ってまふ。ま、今の30代、40代の人がみんな前期、後期高齢者になってる頃ですね。この状況は団塊ジュニアたちがあっちへ逝っちまうまで続くでせう。

 ほぼ2人に1人が60歳以上ですよ!40,50年なんてすぐそこですよっ!と、こういう現実は見たくない現実ですから、誰も見ません。人は自分が見たいものしか見ないのだっ!(「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。 多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない。」カエサル

 こりは全て少子化が原因だから、女性を産む機械に改造し子ども手当をたくさん出せば、すぐに人口が増えるであろう。また将来に対する期待があれば更に人口は増えるであろう。つう明るい見通しの基に諸施策が打たれたが、所詮焼け石に水。そもそも人口つうのは貧乏で先の見通しが全く見えない時に増えるのは歴史を顧みるまでもなく、アフリカ諸国や南米諸国を見れば明らかであろう。これはリスクが大きくなった時に子孫を増やすっつう生物学的必然であーる!日本でも戦国時代、日清日露戦争、前大戦中およびその直後に著しく増加したのだYO?だいたい世の中が安定し、豊かになって、高学歴が増え、世界のイロエロな事情が分かる大人になった国から人口増加や成長が止まるのは、人間の一生とおんなじ。若いうちは成長するが、大人になれば成長は止まるんじゃい!これ乃ち成熟の証♪いずくんぞこれを嘆かん!今の日本は世にも稀なる理想郷♪老人が楽しく暮らせる世の中を作ろうではござらんか?のう30、40代の諸君よ。それを享受するのは30年後の諸君らじゃよ。ぷぷぷ

 与件(与えられた必然の条件)を冷静に見つめて現実的な判断をせず、いたずらに精神論(センチメント盛り上げ?)に走り、○○ノミクスなどとはしゃいで、欲しがりません勝つまではっ!とか踊らされても、得るものは破滅のみ。ショボーン










 情と論理:

 中学生の頃、年末に困っている人に千円寄付したら、先生が「君たちそれは間違いだ。こうやって民間で助け合いして、困っている人が少なくなったら政府はそれで良しとして政策支援をやらなくなるじゃないか。」と言った。いやそれは論理的には正しいかもしれない。でも、目の前で困っている人を更に苦しめて、それで政策を発動しようってなんなの?情が無くって、ものすごく小賢しくないか?

 家族や郷土の為に特攻した人を尊敬すると、それは戦前の体制を賛美することになるからダメだっ!ってのも論理的には分かるけど、人の情ってものを軽く見ている希ガスる。人間は論理ロボットではなくして、血の通った情動を持つ生き物係。仮に理想的な社会が実現して、そこには論理人間ばっかしぢゃ、これは暮らしにくいよね?社会にはおバカなしともリコウなしとも、ウヨもサヨも、デブもヤセも、みんな生きててみんなイイ(byみつをモドキ)。