10月26日(日)古代史は推理小説のようにおもすろい時もある

 薄曇り。17℃〜23℃、78%。ムラサキシキブの粒が綺麗ですぅ♪(以前これをなめてカブレたことがある。)






 年代を計測する物差し:日々歴史に関する新しい知見が発表されてますが。


 ちと歴史的事実が時折見直されたりするので、その物差しについて調べてミタ。大きく分けると1.考古学的物差しと2.科学的物差しがあるようだ。

 1.は主に相対年代を推定するもので、1.1層位学的方法と1.2型式学的方法からなる。前者は、地層累積の上の方が下より新しいとする比較的単純な方法だが、発掘を慎重に行わないとノイズが混じり得る。後者は、器物の進化論といってもいいもので、器物の変化の方向(これはかなりの確度で推定でける)によって新旧を判別する方法だす。この変化はルジメント(痕跡?)と呼ばれる盲腸や尾てい骨のごとき今では役に立たなくなった機能を軸に推定でけるんだぁ。さてこのようにして推定された相対年代を、年紀が刻まれた器物や書物で年代が判明した器物でポイントしたり、同様の器物が中国朝鮮でいつ使われていたのか(交差年代法)で暦年代を確定する。

 2.は自然科学的な計測で年代を推定するもので、近年急速にその精度が向上してきますた。2.1年輪年代法と2.2炭素14年代測定法がありまふ。前者は木材の年輪からそれが作られた年代を推定するもので、年輪の幅がそれぞれの年の気候や環境に左右されるので、古代から現代までの、その変化のパターンが暦年標準として作成されている。出土木材の年輪パターンをその標準と比較して年代が定められるんだ。フ〜

 一方後者は、炭素の放射性同位元素C14の存在比率が地球の自然生物圏内では一定である事実を基盤にしている。そして動物・植物の体内にあるC14は、その死後に新たに外部から供給されなくなるため、一定の比率で経時減少していく。この減少率を精密に測定して年代を判別するんであーる(C14の半減期は5730年)。しかし測定が精密になるにつれ、自然界のC14濃度が各地域で微妙に異なることが判明し始め、その地域ごとの校正表が作られつつありまふ。こういうのもイタチごっこですねィ。

 一言で纏めれば、科学的方法だからと言って盲信せず、各手法の長所短所を冷静に見極めて、総合的に利用するのがエエでしょう。

(EX.10年ほど前に土器に付着していたススやコゲのC14を年代測定して、弥生時代の始まりは500年も早まったと発表して世間をにぎわせたですが、じつはこれは早まった発表ですただ。イロエロなノイズ効果を慎重に取り除いてみたら、やっぱし弥生時代はそんなに早く始まっていなかったんだと。ぷ)











 愚痴と悪口は微妙に違いますのだ:

 人の悪口ばっかしゆってると、それが自分の耳からも入り、他人の耳にも入り、無意識的にコルチーゾールつうストレスホルモンを分泌させるらすいのだ。そしてこのコルチゾールに常に曝されていると海馬が縮小しておバカになってしまうんどすぅ。だからヘイトスピーチデモに行ったり、見たりすると、みんなおバカになってしまいまふ。それにコルチゾールは免疫機能を低下させ老化を早めるから、みんな早死にしちまうんすよ。 これを古人は「人を呪わば、穴二つ」と称しますただ。ショボーン