4月19日(土)分かるとは分けることなり科学主義

 引き続き寒曇り。9℃〜17℃と冷気居座る。花粉少なしと言へども侮れず、油断したらばお目眼かゆいかゆい。


 荒川方面の郊外に足を延ばすなり。各地の新緑極めて豊かなり。処々啼鳥を聞く。理研広報の人は未だにどっちつかずなり。論文はヘボだがSTAPは有力っつうスタンス。保身は止めてどっちかにせいせいsay!つうことで、




 トンデモと寛容性とイノベーション

 すなわち科学はトンデモから発するなう。科学の新説はすべて従来の定説を覆すとこから始まるなう。すかすトンデモつうのはトンデモなんでありまして、十の内一つ当たれば儲けもの。つまり9割はガセなんすねィ。そこでこれを許すか許さないかが社会の許容性つうもんなんす。タハ

 For example:米国では特にベンチャーキャピタルのファンディングが盛んですぅ。イノベーターのプレゼンを受けたキャピタルが自己責任でそのプロジェクトに投資するわけです。すかす一般にこの投資は10に1つも当たればイイ方なんすねぇ♪9割方はまったく無駄な投資になります。ところがその当たった1/10のプロジェクトが100倍儲かれば十分にお釣りがくるっつう構造なんすよ!

 国の機関の税金の無駄遣いがどーのこーのつうケチなイチャモンはぜってーつきませんがなもし。投資する方はその鑑識眼に、投資して貰う方はそのプレゼン力に全てを賭けた真剣勝負で、あとは野となれ山となれの結果オーライ。中にはプレゼンだけが上手な教授もいて、こういう人はプロジェクトが失敗するたびに金持ちになって行くんすね。そういうのも含めて全部許容するってのが社会の寛容性ってもんなんだすぅ。

 なぬ!モラルハザードがどうしただとっ!こんなんでモラルがハザードするもんかいっ。モラルハザードちゅうんは秩序志向の監視国家においてこそ発生する代もんなんじゃい。歴史的かつ統計的な事実と、主観的かつ感情的な真実を取り違えちゃなんねーどっ。そがいな細かいモラルハザードを心配症な我が国の翻って見た現状は、十に一つの過ちも見逃さないとの正義感、これが閉塞感の大本か!トホホノホ