10月7日(日)より良きウェブ社会を目指して。

 快晴!25℃〜32℃、45%。10月なのに真夏日!街を歩いてたら汗だく。





 大崎方面に進出す:

 ウェブサイエンス研究会つうのがあって、今日はそのオープンセミナーvol.7なんす。今日はウェブとコミュニティ形成について。ウェブサイエンスとはwebを介して自然界を解析的かつ構成的に理解する新しい学問で、計算社会学、社会物理学、人工生命など学際的に研究します。今日の発表は会田大也さん(ミュージアムエデュケーター)、李明喜さん(デジタルアート)、前嶋直樹さん(ネットワーク研究員)、岡瑞起さん(筑波大、WS研究会主査)でした。ネットワークをコミュニティでどう生かすかという活動と研究がプレゼン、討論されました。

 オープンエンデッド(狭く閉じ込もらない)つうのとインタラクション(相互作用)つうのがキーワードです。ただしコミュニティというのは内外の壁を作りやすいので、抜ける自由を担保しないとこわいという。またネットワークの弱い繋がりが大切と言われるが、クラスタ(結束)間の繋がり(橋渡し)と捉えた方が分かりやすいかも。最後に岡主査がソーシャルメディアの分析に関して、分析ー検知・予測ーモデリング・シミュレーションー介入のループを回すのが重要とプレゼン。すかす介入と言うのはソーシャルネットを介して人々を操作することだから、諸刃の剣にもなり得る。ま、こりはAI全般に言えることですが、AI倫理の介入も必要になるでしょう。

 最後の討論では、コミュニティの立ち上げと共にコミュニティの終わらせ方も今後の課題になるでしょう、つうのと、「情」報と「情」動という情の重なる部分の連携も大切とした。要するに感情面のケアですね。コミュニティのイザコザ(のろい?)、生滅問題とコミュニティの生成、結束、維持の問題はコミュニティの規模(百人、千人、1万人・・・)で全く様相が変わってくるんだと。いずれにせよ、ディジタルデバイドの壁を乗り越えて、ウェブ技術の進展が、コミュニティの向上に資すればエエですねぇ。ジャン