12月14日(土)変態と共生の関係とは

 快晴。5℃〜10℃、44%と完全な冬型気団配置。冬深まる。

 神保町方面に進出。マイカー(ずてぃんさ)で疾走していると手や耳がつべたい。予想以上にイルミネーションを方々で見かける。いつの間にこんなに流行ったんんだろ?発光ダイオードが安く作れるようになったからかな?これも技術による表現力の進歩がもたらした現象であーる♪







 変態とは:

 昆虫などの節足動物は変態なのです。いや変態するのです。中でも蝶々などは完全変態いたしまふ。幼生の頃は毛虫や芋虫で葉っぱをモリモリ食う口をしてますが成虫になると管で蜜を吸ったりするおちょぼ口。羽も生えて空中遊泳も自由自在。まったく別種の生物みたいですねィ。

 これは一端生活を止めたサナギの期間に起こりまふ。その間に遺伝子の発現がまったく変化して、異種の生物に変貌してしまうんす。免疫系から何から一新してしまいまふから、古い幼虫のかだらは新成虫の栄養として消費されちまうんすね。これが驚くべき変貌を遂げる秘訣ですぅ。

 一方、サナギはすべてその種の成虫になるのかっちゅうと、そーでもない。ハチとかハエが出てくるときもあるんですぅ。これはサナギになる前に卵に寄生されてたから。幼生が餌にされてたっちゅうところは同じ。遺伝子が自分の今まで働いていなかったものなのか、他の種が寄生してたかの違いだけなんす。

 このように考えていくと自他の区別ってなんなのかとか思いませんか?動物の細胞内にあるエネルギー工場ミトコンドリアも大昔に他の生物が共生したものだとか。共利共生から一体化してしまったと。時代が後になるほど競争的な共生になり、ついには寄生に至りました。生物が多種になるほど競争的になるのですね。

 しかし元々生命と言うのは他の生命を必要としているのです。孤立しては生きられない宿命。そういう意味では生命の形態如何を問わず、全ての生命は共生関係にあると言えるのでせう。タハ う〜ん、時間がないから詳しい考察はまた後で。ドモドモ





 シャーロックホームズは痕跡を辿ると。ムホッ!今BSで見てんですよ♪