11月2日(土)楓蔦黄(カエデやツタの葉が色づき始めるころ)

 曇り。まだ15℃と肌寒い。




 出来るとヤルの狭間:

 技術的にできるようになると、後先考えずにやってしまうのが科学技術の陥穽だす。遺伝子改変作物とか生殖医療技術とか。原子爆弾原子力発電もそーかな?ラージデータ・アナリシス技術の進歩で盗聴が比較的容易くできるようになったのも一つの陥穽でしょうか。相手の手の内が予測できれば百戦危うからず。でも同盟国まで盗聴しちゃうのはどーかと思いまふ。

 気に入らない政権がでけたら、スキャンダルや脱税、些細なミスなどをバラシて簡単につぶせるもんねぇ。とかミンス政権の頃を思い出して邪推してミタ。英仏独の首脳が怒るのも当たり前だ。でもアビさんは少しも怒らないと。ふ〜ん?

 むかしウォーターゲート事件つうのがあって、アメリカの大統領が野党の本部を盗聴したのがバレ、任期途中で異例の辞任に追い込まれたことがありました。さて今回はどーなるんでしょうかっ?世界の首脳が電話を使わなくなって、みんな筆談になったりして。プ  これはこれで江戸時代のような手紙の文化が復活して良いことなのかもしれませんね。なにより、携帯で四六時中べらべらお喋りしてるよりか風情がありまふ。ジャン





 さて芸術の秋でもしてみるか。しばし外出。ども。








*現代アートってきた:透明の神秘

 マイカー(ずてぃんしゃ)を飛ばして木場方面に出動。以前から注目していた徳仁 吉岡(トクジン ヨシオカ)の「クリスタライズ展」がMot(東京都現代美術館)で開催中なのれす。イロエロな透明素材を駆使して特殊な空間を作りだす感性は抜群!透明ってなにも見えないようですが、水も氷も風も皆透明なのれすねィ。透過、屈折、偏光、反射などの物理現象を組み合わせて色んな透明の質感を作りだしまふ。

 クリスタライズって結晶化のことですが、化学物質を析出する過程で音楽による振動を与えて色んな形を作りだします。また直径8mmくらいの透明なストローを何十万本も組み合わせて雪国の通路みたいなのを作って、その中に成長するクリスタル造形を配置するとか。このストローの造形は霧や靄みたいな不思議な感覚をもたらします。あと、水のようにゆらゆらと屈折する大きなガラスのベンチ(これは座れます)。などなどモチーフも技法もすべて異なる7つのエリアから成るとても生命力にあふれた、しかも自然のエネルギーを自律的に利用した不思議空間ですた。おもしろ空間を実体験したい人にはお・す・す・め♪カラーをあまり使わない芸術の一つの方向性が垣間見れます。