6月2日(火)尻と尻とでお知り合い、バカとバカとでミンス主義

 薄雲の多い晴れ。20℃〜27℃。







 インテリかマッチョか:それが問題だっ!

 昔からこの2項対立は根深いものがありましたねぇ。マッチョな秦の始皇帝は、その独裁体制の障害なるからとインテリの焚書坑儒を断行したと。マオ・ズードンやポル・ポトも何かと批判的なインテリ層を下放して、皆殺しと。橋下さんも、学者やインテリを、実務を知らん評論家風情が何を抜かすとバカにしました。軍隊内部でも、本部参謀と現場指揮官の対立はユビキタス(何処にでも見られまふ)。このような知性対非知性の対立はかなーり原理的なものなんすねィ。

 知性の方がいいのか?つうとそーでもない局面もありまふ。ピューリタン禁酒法を作って、返って悪が蔓延ったとか、綺麗ごとを言いすぎると返って災厄を齎す例は枚挙の暇がありまへん。一番悪いインテリは、知識や教養を鼻にかけて、無知蒙昧な一般人をバカにする人ですねぇ。いわゆる啓蒙ってのにもそんな臭いがします。左翼運動の多くも、このような経緯で民に浸透せず、結局ごく狭い正しさや正当性を争う内ゲバで自滅しました。

 一方、非知性はには非知性という決定的な欠点があります。勢いや感情、あるいは狭い現場経験のみに依拠して、プッツンし破滅した例も枚挙の暇がありまへん。大きくものを見るメタな見地に欠け、時系列を無視して過去を学びません。要するに現場あるいは経験に密着するあまり、大局観を持てないということでしょうか。

 双方の欠点を論(あげつら)いましたが、勿論その反面としてのイイところは双方に多々あります。

 このような見地から現政権を眺めるに、やんちゃ、マッチョ、非知性という傾向があるのは明らか。しかし彼らには知性派が見せる学級委員のようなもっともらしさが無くって、かわゆいですぅ。学校で言えば、学級委員対やんちゃ坊主、副校長対夕日に叫ぶ派つうような構図で、これが言論統制や戦争法制、対米追従原発推進など世論では必ずしも賛同が多くない政策を推進してても、支持率があんまし落ちない原因ではないのかな?ぷっ


 もしインテリ軍団がこのような風潮を覆そうと思うたら、麻生さんや安倍ちゃんのおバカな言辞を高みから貶してはなりません。いちいち無知や失言、暴言を貶すのは、インテリが熱血少年を貶すようで、決してインテリではない大多数の国民の支持は得られません。いや、返って反発を招くでしょう。


 では一体どーすればイイのか?そりは自分もヤンチャになればイイんですぅ。無知や失言、はたまた相手の性格や欠点を責めず、自分もバカになりながら、本質において民主主義とは何かを、なりふり構わず議論すればイイんだと思ふ。自分もバカなら相手もバカだ!という共通認識で、初めて共通の土俵に立てるのではアルマイト。マイナスxマイナスがプラスになるように、バカとバカの議論が真にポジティブな結果を招来するんだと心より思いますですぅ。演説スマソ。どもども。





 


 センサー社会:

 昨日の住友精密のおっさんのお言葉をふと思い出しただ。彼らは半導体技術を発展させた超微細加工をコア技術として、イロエロなセンサーをシリコン上に作りこんで成功したんであーる!今は街角の監視カメラやGPSセンサーを始め、至るところに現実社会をセンスする装置が組み込まれている。そこから上がってくる膨大なデータを処理するラージデータ・アナリシスつう技術も発展途上にある。この動向を更に加速させるんが我らが使命であると、高らかに宣言した。今は毎年100億個のセンサーが社会に実装されているが、もうすぐ毎年1兆個のセンサーが使われるであろう。それらは無線であらゆるデータを発信し、それは1年半で2倍の処理速度で向上するラージデータ処理によって解析され、瞬時に社会のお役に立つのであーる!・・・アハハ・・・考えようによっては、落ち着きのない恐ろしい世界ではありまふねィ?アヤヤヤ