9月19日(木)中秋の名月や ああ名月や名月や

 快晴。20℃〜27℃。清々しい秋晴れ。

 中秋とは旧暦の8月15日にて、いわゆる15夜ですね。しかしこの旧暦と望月が合致することは少なく、次の満月との合致は8年後の2021年だとか。稀なるべし稀なるべし♪







 つう訳でかねて準備いたしおりし月見の宴を開催せり。幹事はわだす、場所は例によりて人形町の旦那の店(たな)。ここは地上から最も月に近い場所なり。ドタキャン多けれど、集まりたる数寄者は約6名にて、それぞれ名品の酒肴を持ちより6時より宴を開催せり。

 雲一つない東の方より、ものすっげーデッカイ満月が上りけり。一同万感の思いありて、詩を吟ずる者もありけり。やがて中天に上りたれば、まるで鏡のような輝きと共に出銭ーランド方面では花火も上がりたり。嗚呼、こんな日もありき。少し涼しき日なりき。

 で7時半過ぎにマイカー(ずてぃんしゃ)を飛ばして三越まで弁当を買い出しに出たれば、すでに300円、500円引きは当たり前。名店の寿司や幕の内を廉価にて調達し帰り来れば、諸氏の拍手万雷。さらに宴は盛り上がりたり。人形町の亭主の肴も贅を尽くして旨かりき。飛騨の銘酒を差し入れたる粋人もおれば、各自すでに酩酊せり。

 人生論から人物論(実はこれが一番盛り上がるんすよ)、はたまた社会貢献や海外体験などなど時の過ぎるのを忘れたり♪9時をとうに過ぎたれば、一同亭主の「お・も・て・な・し」に謝して辞去したりけり。とおく神奈川や町田の山奥から出てきたる者多けれど、拙はずてぃんしゃにて20分。酩酊運転にもかかわらず無事に帰着せり。

 ああ、日々は来たりてまた月々は過ぎ去るなり。一瞬の光陰 疎かにするべからず♪今見上げたれば、月はとっても青いですぅ♪






 備忘:今更ながらとても驚いたことですが、鬱の友人の話をしたら自身が鬱に罹ったる者数名おりたり。親や子供、伴侶を亡くした傷跡がこんなに多いとは、漏れの友人も偏っておるなぁ!何しろ食べ物の味はしないし音楽も絵画も異性もすべてに関心が無くなるんだって。人間世界の悲惨を体験した者は集うと。でも、どーしても取り戻せない後悔ってあるよな。忘れえずして忘却を誓う心の悲しさよ。タハハ

 で、どうやって脱却したの?と聞いたら憶せず諂わず答えるには、べしべきは止めてひたすら散歩に禿げんだんだと。でも、その切っ掛けには興味あるよね。しかし誰もそこを明快には答えれんかった。ヒョットシテ運しかないのかもねぇ。ショボーン