8月20日(火)え〜、論理矛盾とは

 夏晴れ&夏曇り。28℃〜33℃。夕立があるかと思ったですが、外れたみたいですねぇ。
このところ会う人毎に「この暑さはたまりませんねぇ」、「いや極端に暑いですぅ。どーか、お大事に」つうのばっかし。ヘロヘロ~




「論理」とは壮大な単純化

 「全てのクレタ島人は嘘つきである。とクレタ島人が言った。」この命題は真か偽か?物事を単純な命題に分解して真偽を判じる。これが論理であーる。すべて前提に依存する。前提がひっくり返れば、ちゃぶ台返し。ごく一般的な前提から個別の結論を導出する演繹論は、三段論法を嚆矢となす。「人類は嘘をつく。クレタ島人は人類である。ゆえにクレタ島人は嘘つきである。」てなの。

 しかるに現実世界は、「クレタ島人の中にも嘘つきもいる」し、「嘘つきではない人もいる」し、「嘘つきの人でも、何時も嘘をついているわけではなくして、たまにはホントのことを言う」し、「嘘つきではないと言われている人でも、まれに嘘はつきます」し、現実では何ら矛盾が生じないのに、「論理」では矛盾が生じます。

 これが、論理の限界でもあり且つ数学の限界でもあるのかなぁ。でも、論理や数理がツールだと思えば、これらの性質は限界でも何でもなくって、むしろ長所ではアルマイカ。ダハッ