5月12日(日)母の日

 晴れ。青い空に白い雲がぷかぷか。気温25℃まで上がり暖か。



 システムとは何か:
 「続くようにできているものは続くし、続かないようなものは続かない」なにやらトートロジーの響きもありまふが、これが生命の実相。進化の過程で「ま、いいか」というのは消え去り、「何が何でも生き残るぞぅ!」つうしぶといのだけが残ったのだっ。ものごとの仕組みとはかくたるべし。しかし貧すれば鈍すの例えもあり、「明日の夢より今日の飯」なんて余裕のないのはこれまたホロン部でせうねィ。さてサムポにゆってこよ。しばしさばら。






 たらいま。春風に誘われて丸の内の方に行ってきた。この界隈も日本のオフィスの中心で休日は閑散かと思うてたが、ちゃんと消費センターとしても整備されてみますた。全国の焼き鳥屋が集まってるとこで一杯飲む。また楽しからずや。昔だったら江戸城本丸の内ってとこかな?大名になった気分だすぅ。





 

 相対主義とは:「如何なる主張にも絶対に正しいと言ふこたーない!」と言ふ主張だすぅ。
これは、感覚器のバラツキによる認識バイアス、何が大切かっつう価値バイアス、言語などの抽象表現から来る記号バイアス、生まれ育った環境からくる文化バイアス、など多数のバイアスから人間は逃れ出ることは不可能っつう、多少はんずるかすい境地が相対主義なんだすぅ。
 そいでね、このような軟弱者には強固な絶対主義の反対者が必ず出現します。いわく、「いかなる命題も、絶対的に正しいと言ふことはなーい!といふ主張自体は絶対に正しいのかどーか?」だと。こう聞かれると多少困りますねィ。相対主義の主張自体は正しいと言いたいんですが、絶対に正しいとは言へなくなりまふ。
 これは自己言及の矛盾と言って、主張者自身に返ってくる真偽反転の言及は矛盾を生じるのだすよお!例えば、「クレタ人はいつも嘘をつくと、クレタ人が言った。これは真か偽か?」とか、「この文の言及は偽のみであーる。」とか「この文は真ではなーい!」とか。ちゃんと論理を辿ると真と偽を永久にループする無限矛盾に行き当たりまふ。
 これらの論理矛盾を脱するには、自己言及連鎖を断つか、相即の原理に立ち返るしかナインれすぅ。ある人は正直でもあるし嘘つきでもある、2元分離できない存在が人間で、ある時は正直でまたある時は嘘もつく、いやいや例えまったく同じ時でも人の心は真偽が混在しているのでござる!とか。
 時折レトリックの達人はこの矛盾論理を使い分けますから注意が必要!複数命題に渡って自己言及かつ真偽反転の主張をされると、ついつい騙されちまいマスカラねぇ。バハハハ