4月17日(水)アニマル・ライトについて

 終日薄曇り。17℃〜23℃と暖か。南風強し。赤坂方面のサロンで医療倫理について懇談。



 ヒューマニズムってのには人道主義と人間中心主義の2種類があります。似ているようで違うし、違っているようでおんなじかも。どっちかっつうと前者の方が狭いかな?人間社会の中で人権とか人としての扱いの平等などを重んじます。一方後者は万物の中で功利的に人間の為と言う価値を重んじる考えです。もちろん後者では、動物も人間の役に立ってこそ価値があるというものです。しかし近年、欧米でラディカルな動物愛護の運動がヒートアップしてデモや暴力沙汰になったりしています。神は人間の為に動物を作ったなどといって自然を破壊した反動なのかなぁ。とはいえ醒めた目で感情を交えず公正に考えれば、大自然の中で人間だけが特別に優遇される謂れはなーい!それに功利的に考えたって生態系は微妙に絡み合った全生命の複雑系であって、それを毀せば人間にも当然ダメージを与えます。てなのが前提でイロエロと話し合いました。
 そー言へば、かなーり前に(わたしがブログを始めたころ)作家の坂東眞砂子さんが猫の権利について投稿して炎上した事件?があった。不妊処置はアニマルライトに反するとして避妊手術はせず、その代わり生まれた子猫たちを谷に投げ込んで頃すと。人間には基本的な人権があるのに動物にはそれが無いのか?人間がして欲しくないことを動物にもするなっちゅうの!と言ふかなーりラディカルな動物愛護活動もありまふ。飼育して食料にする、飼育して毛皮を取る、畜産工場の狭い枠に固定して乳や卵を採る、化粧品の実験動物にして頃す、医薬開発の実験動物にして切り刻む、ペットとして一生綱につなぐ、など色々なレベルとイロエロな考え方があります。玉虫の厨子にもある「捨身飼虎」からたんなるベジタリアン・レベルまで。とても「動物ってかわゆいな〜♪」ではついてゆけないレベルですたYO〜!この項続くかも?





 どこかで夏のガーゼパンツを買った。また涼しからずや♪