4月3日(水)今日はちょっと理系的なエントリですた

 春の低気圧により風雨極めて強し。夕刻より晴れ間。12℃〜17℃と夜に入り気温上がる。


 かだらの常識:
・最近の研究によれば、人は肥っていても痩せていても寿命が短いという常識が戻ってきた。BMI*1が24くらいを底として両側の脂肪率いや死亡率があがります。特にBMIが19未満の死亡率が高いですぅ。痩せ杉には注意しましょう。
・最近の研究によれば、睡眠時間も寿命に関係するらすいですぅ。7時間くらいを底としてその両側の死亡率が高くなります。特に9時間以上眠る人の死亡率が高いですぅ。寝杉には注意しましょう。
・何はともあれ動物は動く事が大切ですぅ。1時間座ったままだと、20分強寿命が縮まるとか今ビーテレでやってたどっ。でも指だけ動かしていても結構な運動量らすいんだ。キーボード・マウスをじゃかすか使いましょう。
 最近は睡眠の機序が大分分かってきましたが、遺伝的なたんぱく質の変異も関わってきます。昔は自然な人間の概日リズム*2は25時間と言われていましたが、精密な実験でこれが24時間10分と修正されました。だいたいこの前後20分くらいに正規分布しています。ある家系ではこれが遅い方に片より、どんどん夜型になって全員遅刻ばっかしとか、またある家系では全員夜8時に就寝して朝4時に起床ってことがあるとか。いやいや脳内物質の変異ってイロエロな事態を引き起こすもんですねィ。





 量が質に転換するとは:
 今ふと思い出したんすが、量が多くなるとそれが質的な転換を果たすってことは多々あります。例えばコンピュータの記憶容量の増大。メモリが大容量で安価になると計算も楽になると。それまでは巨大な演算器で計算していたものをメモリを読むだけで実行できるようになります。三角関数などの計算をすべてメモリに入れておき、元のxをアドレスとしてメモリを読みだすだけでcos(x)が直ちに得られたりします。割り算も1/xをあらかじめメモリに入れておくとy/xを、y掛ける1/xでできてしまうんす。つまり除算回路はいらなくて、すべて乗算だけで割り算ができてしまうんすね。すなわち機能回路(除算器など)をメモリで実現してしまうと。(これはちょと専門的な例でした。)ども。
 

*1:体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

*2:1日を刻む体内時計