6月4日(木)ういの奥山 けふこへて 浅き夢見し ゑゐもせず ん?

 すじ雲の高い晴れ。19℃〜28℃。北寄りの風ちと強し。梅雨前線が下(南)の方から迫ってきますたYO〜。





 音声のコスモロジーとは:

 今日は本郷方面に進出す。日本現代音楽の先駆者の一人@湯浅譲二さんを囲む会に参加。伊東乾つう音響学者の主催で、ちょいとお堅い一ノ瀬正樹つう倫理学者も参加していまふ。湯浅先生は御年85歳に喃々として、未だにカクシャクたり! その芸術論は、「私にとって音楽とは、音響エネルギー体の空間的・時間的推移であーる♪」だってよー。たぶん先駆者としての苦労はイロエロとあったと思うんですが、それがお顔にも態度にも出ていないところはすんばらすい♪

 ホワイトノイズを削っていって、まるで彫刻のように音楽を削り出す「白の研究」とか、世界中の電話の音声をテープ10巻に収集し、それをセレクトした「Voices coming」とか、膨大なインタビュー録音の中から「そーですねぇ」、「え〜と」、「しかしですね」とかの間投詞、接続詞だけを集めてアートにしたのとか、を例示し(一部モノホンを聞く)説明した。そうそう、キング牧師浅沼稲次郎ヒットラーや過激派学生の演説を集めた作品もあったなぁ。これらは音声の暴力性の例示。何しろ、既成概念を蛇蝎のように嫌う人だからねィ。

 超高齢にして、なおこの柔軟性には頭が下がりまふ。それでも現代音楽は旧派から「作曲家」じゃなくって「音響デザイナー」とかゆわれてるらすいどっ。後者の方が響きはイイけど、相手は貶して言ってんだろうなぁ。

 昔は録音したテープを操作するだけだったから、音を早くすると高音になったり、音を遅くすると低音になったりしたからイロエロと制約があった。今はコンピュータ上で音程とスピードを独立に操作できるから駱駝。その上で、音のピッチやダイナミック、はたまた音色(硬い柔らかい)で自身のコスモロジーを表現できるのだすぅ♪

 あと、自由な責任主体の call and response とか権利(自由?)と責任も、みんな「声を挙げる」が基となってるんだぁ!つう硬〜い話を聞いて、酒飲んでお開きなり。ふむふむ。けふもゑゐたり〜♪うぃ〜っ♪






 算術とは:

 四則演算とは言えども、基本的には加算(足し算)と乗算(掛け算)の二則だけでイイんですYO!

 追記:昨夜はすっかり酔っちまって尻切れトンボなので付記する。例えば減算X−Yは、X+(−Y)の形の加算にします。(−Y)を補数といって2進法だと0/1を反転させると簡単に作れるんですぅ。除算X/Yは、Xx(1/Y)の形の乗算にします。(1/Y)は逆数といって、これも2進法だと比較的簡単に作れるんですぅ。ですから超高速コンピュータでも加算器と乗算器だけで十分なんですぅ。sin,cosなどの特殊関数に特化するときは変換テーブルをメモリの中に入れておき、y=cos(x)などはアドレスxでテーブルを読みだして、一瞬でyが求まります。高速メモリは関数演算にも役に立つんですぅ。(一口知識)