10月27日(土)平等と差別の裏腹

 引き続き秋晴れ。17℃〜20℃。


 ハゼ釣りに行ったがボーズ。仕掛けが大きすぎたのかもしれないなあ。びびんと引くんですが掛からない。ザンネン♪ 次はもう少し育った落ちハゼを狙うかなぁ。




 匿名的な大衆の起源:近代化
 生まれついてのシティボーイである人にとっては分からないと思いますが、地縁共同体のうちは実名社会だったのです。いわゆるムラ社会。誰それはどーしたこーした、あんなことをやったこんなこともやったと共同体全員が良く知りあっているのです。都市化しても下町長屋なんかでは向こう三軒両隣みんな知り合いなのですね。それが近代化の進展とともに→共同体解体→移動の自由→集団労働化→集合住宅居住で周りはみんな知らない人々、顔が見えない匿名化が進みました。これ産業社会の必然。そしてマスメディアの煽りに乗って一斉に右往左往します。これは根がないから当然の帰結。大衆目線といふのは平等で良い面が多々あるんですが、半面意外と頑なで排外的・差別的でもありまふ。これも裏腹。国民国家が成立した前後から、国家内国家である特殊社会(ユダヤなど)の排斥は既に始まっていたのれすぅ。米国だと黒人社会、日本だと在日中国人、在日朝鮮人社会かな?人権と市民権の解離、アパルトヘイト。たつるちゃんは顔の見える共同体への回帰を夢想しておりまふが、そういう社会の頑迷固陋なところを少しは認識しているのかな?ちょと不安。都会の匿名さんには、何にも代えがたい自由があるのさ。ダハッ