10月23日(火)方向性はイイんですが、やり杉てはダメダメYO−♪

 
 概ね曇りがちな小雨。昼頃土砂降りのダウンバーストがあり傘が毀れた。朝は23℃もあったのに、夜急に寒くなり15℃。激しい日較差なり。




 日比谷公園のそばを通ったら「都市緑化フェスティバル」をやっていた。最近都市の緑化が流行っているのかな?緑なんて空地を放置すればもこもこといくらでも草が生えてくるんだから、都市の景観はまづ電信柱と高速道路の地下化じゃないのかな?日本橋の上なんてかこわるいよね。これがパリだったら死罪だな。穴掘って埋める形態の需要創造なら、穴掘って道路を作り、溝掘って電線を埋める方がよっぽどイイんじゃね。



 学問間の壁を取り払って横断的な研究をしようよ!って学際的な試みが何度やっても失敗するのは、そもそも学問の本質に反しているからであーる。即ち学問に何で領域ができるかの理由は、他の分野と対話ができなくなるからであーる。ある分野内で対話ができている内は、その分野に留まっていれば良いだけなのれすね。この事実を認識して、まず分野間の共通言語を策定することから始めるべきであーる!領域が離れれば必ず特殊な方言が蔓延りまふ。方言の違いは財閥系大企業同士の合弁会社などでも良くみられまふね。あ、商売のイロエロな業種でも独特の符丁(合言葉)が生まれまふ。細かく分化して内向きのコミュニケーションを図るっつうのは人類の宿命でもあるのです。まず若いヒト同士で旧弊や伝統を超えるサークルを作るべきです。若いうちならまだ領域の壁を超えれる可能性が高いからです。立場を捨てて専門領域を複数もつことも大切です。
 専門化、特殊化した領域間(理系、文系の壁も含む)を総合して俯瞰できる人材を育てるには、専門化して特化した研究のように個人名で個性を出して論文を書くよりも、むしろ匿名化して各分野の領域をバランスよく扱えるような報告を書かせることが重要だと言われています。個と普遍の相即といふことでしょうか。でもイノベーションを知識の結集で達成しようとの試み自体がそもそも空しいのかも。独法、民間のシンクタンクを強化し連携させて、科学技術政策への適確な提言をさせようとの試みが進んでいます。これは3.11の反省もあり原発地震、エネルギーなどの課題に対応させようと言ふ意図が感じられます。それはそれで一つの方向性で、まず動いてみて考えようという志向は完全主義よりもスピードが感じれまふ。しかしイノベーション推進もそこに含めるのは大きな間違いです。インベンションやディベロップメントはたまたインプルーブメントと違い、イノベーションとは誰も気付かず考えもしないような断絶的なジャンプをすることですから、計画して推進できることではナインですぅ。旧来の産学官から飛び離れた外れ者の間から起きるもので、学閥閨閥財閥関係者では主導できないのがそもそものイノベーション大義なのですね。分った?霞が関の官僚さんと象牙の塔と産業界の重鎮の方々へ。どもども。







あややっ!弁当さんが鬱期に入ってもうたど。かわいそ。
ぼくも軽いのがあったかも。http://d.hatena.ne.jp/tamamusi/20121011