12月7日(月)大雪(北国に雪大いに降る頃)、なんだけどスキー場は雪が少ないんだと。

 晴れ。6℃〜12℃、51%。真っ赤な夕焼け空が美しかった♪

 品川方面に進出す。この辺は湾岸側にオフィスビルが林立し、一日中ビジネスマンの人通りが絶えませんねぇ。操車場の跡地開発や、その内リニアモーターカーの始発駅になれば更に発展するでしょう。今でも、東京駅、新宿につぐ第三の新都心みたいなもんですからねぇ。





 サービスしましょ?

 serviceとは、intelligence service(国家の情報機関)、secret service(秘密情報機関)、あるいは軍務、公務みたいなニュアンスもありますが、一般には奉仕、有用、効用とかの日本語では「サービス」とされているものを指します。心情的には「お・も・て・な・し」のココロでしょうか?

 日本の経済活動(GDP)に占める農林水産業の比率は既に2%を切ってまふ。鉱工業などの2次産業も20%台に降下している中、サービス業(第3次産業)は既に70%を超えています(狭義のサービス産業は25%くらい)。しかして学問の分野を見るに、自然科学では未だに第1次、第2次産業に偏った生物学、農学、水産学、工学、地質学などが多い現状です。そこで約5年前から日本でもサービス科学、サービス工学つうのが立ち上がりました。今日はそのサービス学会が主催する第6回のフォーラムなんですぅ。

 そもそもこの学会で言う「サービス」とは何なのか?そりは「送り手(提供者)による、受け手(被提供者)の為の価値創造を目的とした機能の発現」なんです。提供者というのはヒトだけではなく、モノ(例えばコインランドリーサービスなど)でもイイので「機能の発現」などという小難しい表現になってまふ。そして、「サービス科学」とは、上記のサービスに係る科学的な概念や理論・技術・方法を構築する学問的な活動と位置付けてます。

 今日はその内、介護サービス、ミュージアム、公共交通サービス、レストランサービス、金融サービスに関して3年間の成果が発表されました。未だに若い学問ですが、今後は成果の体系化や社会実装など役立つ学問として確立していきたいとのこと。サービス工学、情報科学、バイオ、脳科学社会学、経済学、心理学など幅広い分野を統合する学際的な見地も必要でしょう。もちろんインターネットやビッグデータ、バリューアナリシスなどの手法を応用し価値の共創と価値の評価も重要になるでしょ。機能価値、知識価値、感情価値、経験価値、文脈価値、自己変革価値など多数の見地から、顧客価値、従業員価値、企業価値を抽出し、目的に合った価値共創をすることも重要です。

 そして21世紀の諸課題(超高齢化や地域活性化、環境問題などなど)の解決に向けたサービス・イノベーションを目指すんだと!気宇壮大なりっ!・・・って、これも国立研究開発法人主催のプログラムですから、研究費獲得競争みたいなところがあって、どーしても民間主導のダイナミックさに欠けるきらいはありますねぇ。ハレハレ