9月6日(木)古いものをカットするほうが難しいってか?

 うす曇りのちうす晴れ。引き続き30℃超えで蒸し暑し。夕方雨あり、気温下がる。


 
 「創造性とは新しいものを生み出すことだが、古いものをカットする能力と相関する。遺物を排除することで、ぴかぴかの空白が出来る。この国は、あまりにも多くのlegacyに苦しめられている。」(モギケン)としてアップルがFD,キーボード、DVD,古いOSなどを思い切ってカットした事例を挙げ称賛している。翻って日本では、印鑑、印紙、二次試験、などの古い習慣が効率を阻害していると詰っている。
 ま、これも裏腹で行き過ぎると、古き良き伝統まで毀してしまうが、少なくともテクノロジーの分野では八方美人をやると陸(ろく)なことにはなりまへん。一部の顧客や一部のクレームは無視しても思い切ってカットしないとゴタゴタの遺物ばかりになってしまいます。ジョブズを追い出したアップルが傾いた時に再び呼び戻されたジョブズがまずやった事は製品群を1/4にまで削ったことです。それを見てても日本メーカーは「お客様は神様であーる」とかいって製品群縮小に手を付けませんでした。やったのは従業員のリストラだけ。後から見れば、ここで既に差がついていたのですね。
 結果論ではなく今現在何をやったらイイのか?っつうと、今持て囃されている風潮を見直して見るってことですかねぇ。英文字の新しいのはやめて伝統回帰とか職人技を生かすとか。電気をガンガン使う商品とか、環境に少しも配慮しない我が儘商品とか。これくらいやって失敗しないと新しい展開なんてないような気がする結果論の評論家。






 こんなんありますた。「もしドラ」の加藤氏、「cakes」を立ち上げる。
https://cakes.mu/

 加藤氏■僕の編集者として関わってきた仕事は、大きく分けると、「語学」「お金」「コンピュータ」の3ジャンルがあります。これらには、共通点があって、どれも個人をエンパワーメントし、自由を獲得させるツールだと思うんですよね。「cakes」にも、そういった考え方は色濃く影響していて、クリエーターやユーザー、そしてコンテンツがより自由になるようなプラットフォームを目指したいという思いがあります。

 もちろんハックルさんも参加してまふ。ア・ピース・オブ・警句の小田嶋氏、ツダル津田氏、モギケンなどのネット著名人に混じって弁当さんの名前も。
http://www.pieceofcake.co.jp/news120808/

コンテンツを:
・面白くて、役に立つ。(ex.もしドラ
・面白くて、役に立たない。(ex.適当日記@高田純次
・面白くなくて、役に立つ。(高度なマニュアルや哲学書
・面白くなくて、役に立たない。(これは売れない)
に分け、頭の二つを目指すとか。週150円で読み放題?定額制ってところがおもすろいかも。当たって砕けろ!期待高まる。ちなみにカトーさんってすっげーイケメンだすぅ。