8月8日(水)功利主義と観念論の狭間、しやわせとは?


 真綿雲ぷかぷか。立秋過ぎたら突然、朝晩がとても過ごしやすくなった。不思議だ。って、当たり前か。



 世の技術力の進歩ってのも結局はなんぼのもんじゃい!って思うことも多いです。ビーテレで遠くが見えても、洗濯機で手間が掛からなくなっても、冷蔵庫で1週間分貯蔵でけても、それがなんぼのもんじゃい!そんなもの無くても美しい野山があり、毎日新鮮な野菜を食べて、綺麗な川で洗濯でけるほうがずっとしやわせだい。
 とは言ってもこの世界の知見を増やせるってのは人類の好奇心を満たすためには有意義かな?遠い遠い恒星のそのまた惑星の状態が分かるのも、その恒星を小さな惑星が横切る時の僅かな光量の差をコンピューターの分析で精度よく計算できたからなんす。
 スパコンのこのような応用は数々あれど、近年ミクロの決死圏@人体のシミュレーションに応用して成果をあげてるだす。全身の血管分布をモデル化して血流をシミュレートする。すると血管の硬度により脈波の伝わり方に偏りが出ることが分かった。また動脈瘤などがあると血管の圧力が微妙に変化する。これを統計値から指標化して健康診断に役立てると。また大規模な装置ではなく普通の血圧計くらいので色々な部位の動脈の硬さを測定でけるようになるんだと。
 人の寿命は内臓の劣化によって計られる。しかして脳を含めた内臓の劣化は血管の劣化によって計られる。劣化の徴候が見出されれば、食事・運動によって改善することがでける。つう三段論法が効いてくるざんす。宇宙や地球環境の分析手段(スパコン)が人体にも応用でけるってのが科学技術のおもすろいとこでやんすねィ。
 でも、科学技術は寿命を延ばすことはでけても、その伸びた寿命で何をするのかっ?ってとこまではおせーてくれんから、人は哲学や宗教、はたまた芸術を必要とするんでしょうねィ。しかし、たとえそんなものは無くっても、家族ともども、たまに魚煮て旨し美味しと一生を過ごせたならば、それはそれで真っ当な人生と言へるのではナインかなあ。ど、どもども。











「それでは、近いうちに伺いますんで。」と言ったまま1年も行かなかったことがあったなあ。プ
本当に税収が増えるかどーかは分かりまへんが、ジリ貧経済の中で税収の落ちはカバーできるのかもね。しかし状況を想像してみると辛いものがありまふ。例えば500円のネクタイを買ったとする。すると550円払わなくてはならない。1万円のジーパンを買ったとする。すると1万1千円払わなくてはならない。今後の社会情勢に鑑みるに、たぶん増税派は票を落とすことになるでしょう。しかし、その次に控えている福祉費用(生保、医療、介護、老齢年金などなど)削減は誰も言い出さないけど、目に見えてる将来なんだから官僚の知恵者はどんな策を打ち出してくるのかな?