5月31日(木)知ることの不幸

 終日うす曇り。涼しい。


 法務局新宿支所に用事があり、大久保通りを往復したが韓流おばさんで溢れていておどれーた。行列マーケティングの店もいくつかあり。韓国の人以外の外人比率も高いな。サムゲタンを食す。



 「魂のない神経学と体のない心理学」と言ったのは誰でしょう、レナードの朝。多少理系の頭があれば、魂が天上から降ってきて身体に宿るなんて考えないでしょうね。また心が身体から遊離して成り立つとも考えません。でも、すべては脳から始まると考える人でも祖父母や父母のお墓詣りはします。深山幽谷の神域では厳かな気持ちにもなります。つまり、脳内現実というものは認めるわけですね。脳内で幻想を見る人も、妄想が湧く人もいます。ですからUFOを見たり、守護霊を見たりすることも有りうるわけです。しかしですねえ、アダムの林檎(真実を知る)を食べる前と後では世界の見え方が全く違ってくるのが科学者の悲しみです。プラシーボ効果は薬が小麦粉だと知った瞬間に霧散すると。科学的事実は人生を豊かにするどころか、それをまことに薄っぺらく変えてしまいまふ。トホホ