6月1日(金)目をそむけることも一つの自己防衛だが、目を背けてはならん時もある

 乱雲むくむくの不安定な天候。午後雷雨あり。


 「ありえなーい!」、「あってはならん事態であーる!」つうのをデナイアルと言ひます。否認する心理的な態度で、子供にはよくある「ぼくじゃないもーん」。社会が子供化すると、現実をデナイアルして目をつぶります。「原発に事故が起こるなどありえなーい!」とか、「虐め?ありえなーい!あれは単なるからかいですぅ。」とか、「居眠り運転?そんなのあるわきゃねーがな!」とか、有りうべき現実を直視して対策を立てるかわりに、目の前からデナイアルしちゃいまふ。ショボーン 辛い現実は見なけりゃ無いも同然!つう児童心理的な安全装置という良い面もありますが、大人になっても社会に偽安全装置を掛けていたら、事故・事件の真の原因にたどり着く前に、みんなで「無かったことにしよーぜ」で消えてしまいまふ。「有りうべきことは、必ず起きる!」といふマーフィーの経験則に沿って嫌なことにも目を塞がぬことが肝要。
 つうことで、原発再稼働に向かって関心の高まっている今、一億総ブレーンストーミングで起きるべき事態を1万件くらいあげ、それに専門家が重みづけし、千年に一度以上の事象にはすべて対策を取ることがひつようでせうな。コストが掛かり杉でとてもできないと言う泣き言が入ったら、エネルギー何兆円分かのメリット(当然助かる命も関係する)と対策不足のリスクを明示して覚悟することも生物なら当然の算段。目をつぶってデナイアルするよかどんだけ増しなことでしょう。ポーン