3月26日(月)反省はできるだけ感情を入れない方が良いかもね

 初春から晩冬に逆戻り、ぶるぶる

 民間事故調の委員長がゆってたけど、「事故の背景に日本社会特有の問題があるとみている。一人ひとりは善良な市民だ。ところが全体として集積すると無責任になってしまう。そんな風潮が原発事故を深刻化させたのではないか。」だってYO−!当初限定部数をマスコミをはじめ関係各所に配布予定だったが、思いの他関心が強く一般に開示すべく、ディスカヴァー・トゥエンティワンに頼んで10日で「福島原発事故独立検証委員会 調査・検証報告書」の本にしたとか。3.11に発売後あっという間に10万部超。政府やマスメディアが如何に信用されていないかが分かろうってもんだ。但し書籍は¥1500と少し高め、電子出版の¥1000にはもっと下げろィ(怒)との声あり。
 経済効率至上主義の弊害はあれども、ものを言うと唇の寒い風潮がそもそもの発端。海外では客観的な危険性の報道がなされたが、日本では首相がどーしたこうしたとか属人的な明後日報道。もともと安全神話で自縄自縛な状態は、右も左も改善を口にもでけずに大災厄に突入した。結果論的に反省すれば、0.経済性を考慮して海岸べりに設置した、1.あまりにも過密に配置したため、一つが爆発すると連鎖的に手当できなくなる、2.使用済み核燃料プールの配置が悪すぎて一歩間違えたら大災害になる危険性、てなところでせうか。今回、米軍もフランスも逃げたのはここのところの情報です。たまたま近くに水が溜まっていてギリギリのリスクを回避でけたのは幸運といふしかなかったと。ホントなら東日本に人の住むところは無くなっていたのかも。ゾーっとしまふねィ。いや、これは事故調の委員長がゆってたんすよ。さてアマゾンはできるだけ避けていたんすが、件の本を発注してみよう。なにしろ歴史の証言ですからね。ちなみに東電はすべてのインタビューを拒否したとか。追い詰め過ぎたのか、もともと根性がひん曲がってたのか、ここは考え処だすぅ。

追記:いまググったらこの人ですた。
http://rebuildjpn.org/fukushima/about/kitazawa
科学技術振興機構理事長で、今日「光科学国際シンポジウム」のオープニングスピーチをされた咀嚼力の強そうな人ですぅ。