1月18日(水)遺伝子検査で主観や知覚までコントロールでけるとは

 こんにちは。終日薄日。2℃ー9℃と朝から夜に向けだん
だん気温上昇。でも空気はカラカラで咳者極めて多し。















 東京タワーを近くで眺めたら、去年の3.11で曲がった
テッペンがまだ直っていないど。もう諦めてそのまんま東
のかな?


  












 昼飯で久しぶりに蕎麦屋に入った。待ってる間、手持無沙
汰だから新聞を読んでたらおもすろい記事が載ってた。
「世界初 テーラーメイド疼痛治療の開始」だってYOー!
主観のかたまりのような「痛み」もとうとう客観のテーブル
に着いたと。個人間で違う遺伝的な要因を遺伝子多型(スニ
ップ)で調べられるようになったと。これで痛みの強度と
鎮痛剤の効き具合を勘案して、個人に最適な麻酔を施すんだ
と。前から薬の効き具合は個人間で10倍以上ちげーよとゆ
われてたからねィ。それと痛みの強度は氷水に手を入れて痛
みを感じる時間で計るんだって。あと過去の麻酔の効き具合
を統計化してスニップと関連づけファイル化すると。



 このような感覚と遺伝多型を関連させれば、痛覚だけでは
なく、味覚や嗅覚、温覚、視覚や聴覚まで個人差をファイル
化できるかもね。いや〜おもすろい(または嫌な)時代にな
ったもんす。















 取り敢えず、歯科の手術で実用化されたようですが、色々
な手術や緩和ケアなどに取り入れる予定だとか。わだすは胃
袋を取った時は、一晩中腹の筋肉を万力で締められているよ
うな痛みで、脂汗を4キロも絞り出すほどの痛がりだったが
看護師さんは、「痛みなんて気の持ちようだから我慢しなさ
い!麻酔ばっかり使うと回復が遅いですよ。」と取り合って
くれなかった。今ならちゃんと遺伝子調べて取り合ってくれ
るんだろうな。もともと猫舌、猫肌で暑いのも冷たいのもダ
メダメで、大酒耐性で麻酔も効きにくいんじゃないのかな?


















 世の中はどんどん進歩します。便利になる反面、逆に反
作用も出てきますから気を付けねば。差しあたっての副作
用は、痛み治療に留まらず精神の領域にまで遺伝子型での分
類が侵食してくることかな?遺伝子多型と考え方の傾向を関
連付けて、今の血液型のように人の差別化を図るとか。
ま、利便が大きいほど害も大きいってのは原子力で身に染み
てるだろうけど、人はものをすぐに忘れちまうからねィ。

















ガチョ~~~~~~ン












ふと備忘:


 そう言えば、「神経基盤の遺伝学的解析」シンポジウムで
マーモセットの活用に関して英国の学者が「わが国ではとて
も微妙な問題だな。動物保護法や動物虐待防止協会が厳しい
からなあ。」とゆっておったど。昔は捕鯨を始め地球上の
動物を苛めまくっていたのに社会が成熟すると反省フェーズ
に入るのも早い。逆に日本は生類憐みの令まであったのに今
は動植物は人間の為にあるっつう西欧思想に首まで浸かって
しもたと、時たま思い知るねィ。山川草木、一切衆生悉有仏
性だったのに。ゴ~~~~~~ン