11月30日(水)フェアが廃ればこの世は闇だ

 こんにちは。薄晴れ。気温20℃近くまで上昇し暖か。11月
は寒暖の入れ替わりが激しかったが、平均して高めの気温。
さて明日から師走です。怠夢&態度 不待 脳人。





 昼休みに公園で落ち葉をたくさん拾った。赤、黄、橙、緑、
黄緑、深紅、茶色など七色。これで貼り絵を作るのだ♪色々
な木の実や草の穂も使うのだ♪

















 厳しいお言葉:「例えば、『清貧の思想』でガッポリ稼い
だ作家はその印税収入を全部どこかに寄付したのでしょうか?
大枚は明らかに清貧に反することですから、むしょうに知り
たくなります。(よしみっちゃん)」

 言行の一致しない事例は世に満ち溢れていますから、あん
まし厳しく咎めてもって気にもなりますが、少しでもそれら
(言行)を近づかせる努力がほすいものだ。













 努力に関係のない資質(生まれつきの才能、家の財産、性
格、体質、運などなど)によって得たものを”幸運の賜物(
Glucksgaben)”といい共有財産の観点から極端な私物化
は望ま欲しくなーい、という意見がある(カント)。更に努力で
きる性格も、意志の強弱も先天的なものが多いっつう極端な
意見もありまふ。いわゆる格差は普通に起こり得るものだと
したらば、それを認める代わりに1.最下層の利益が最大に
なるように配慮する。2.就業や地位に関し公正な機会均等
を保証する、ことを「ロールズの格差原理」といふ。
















 而して、自他の比較による妬み、嫉み、蔑みなどを避け
公正な判断を齎す為に極めて論理的な思考実験として「
無知のヴェール」を考案した。これは自分のことはなにも
知らないが他のあらゆることは熟知しているという前提で、
自他を考慮しない合理性のみを追求すること。しかしまた、
論理的な仮説というより、公正とは自分の立場を考量せず
になおかつ社会(自他)の利益を合理的に追及するべきだ
という理想論をロールズは語っているのであーる。けだし
正義の士といふべけんや!

















 格差を認め、自他の相違を認めれば弱者に対する差別
が必然的に発生する。それに処するに弱者最優先にすれば、
それは強者に対する逆差別になりはしないか!という反論
が当然エリート層から出てくるでしょう。世界は少数のエ
リートが動かしてきたのだっ!との自負もある。しかし仮
に襟糸が仁者だとしたならば、「わたしは偶々そういう能
力や環境を与えられとても恵まれている。これに感謝して
全てを社会に還元しようではないか。」と考えるでしょう。
でもでも「幸運襟糸少なし仁」の諺どーり、人間の能力と
人間としての自覚はまったく別物なのれすねぇ。ザンネン
















 え〜、今日はサンダル教授によるロールズの「公正(
fairness)としての正義(justice)」にインスパイアされて
の白熱電灯ですた。人間って矜持を持つのはイイけれど、
驕っちゃ平氏もホロンブよね。タハハハ













カックラキ~~~ン