4月6日(水)こころからの励ましは必要なんす。でもね。


 こんにちは。快晴。といっても遠方霞む。暖か。北よりの
風、のち南よりの風。春の気配が方々で吹き出してきた。

今日の兆し:ケヤキの新芽が柔らかに萌えいずる。




















風潮:みんな言葉を慎重に選んで喋ってる。自責にならない
ように。できれば、他責化できるように。それで信用は毀損
されるし、行動も逡巡される。でも、そう言う行動特性で偉
くなれたのだから、そう行動してもある意味当然のことなの
か?組織と個人の適性は状況によって変わるということか。


















鬱々、またうつうつ。うつらうつら。
「欝の時代には、鬱になるのがよろしい。」とかヒロユキ・
五木も申しておりますた。時代が価値観の転換を図っている
ときに、カラ元気を出してもしょうがないとか。


















 欝のときは自分の来し方行く末を思案してしんみりとして
いたいのに、「がむばれい! 」とか煽られると、
逆に悪化してしまいまふ。要するに自分の頭(やるべきこと)
と心(潜在的にやりたくないこと)が相克を起こしてるとき
に、頭(意思)を鼓舞されると、頭と心との乖離が更に大き
くなってしまうと言う事でしょう。




















 最近は脳内ホルモンの精神への影響とかが流行ってて、
鬱もセロトニンの不調だとゆわれてまふ。それでセロトニン
をコントロールする薬剤が良く効くとなんでもかんでも投薬
ばやり。しかしこれは対症療法であって、なんでセロトニン
等のバランスが崩れるのだあ!という根本原因は治しまへん。

















 

 マウスも鬱になるくらいですから、遺伝要因も多少はあり
ます。食事や栄養、はたまた多忙とか金がないとかイロエロ
な複合要因はありますが、人間関係の悩みが主要因だといふ
説も有力だす。しかしわだすは社会との関係が大きいのだと
思う一派れす。社会からの無言の圧力、こうすべきだという
同調圧力に生物学的な自分が合わせ切れずに行動能力が
消失してしまう。もともと人間はブッシュマンのニカウさんみた
いに狭い部屋では発狂する動物。大自然の中で伸び伸びと暮
らすように出来てるのです。ビルの狭い空間で一日中逼塞し
て、抽象的な悪巧みをしてればおつむが狂うのは当たり前。
正常と異常は環境要因。その環境(マジョリティ)に合わせ
たのが正常で、生物本来の生き方を志向するのは異常つうの
が不適合理論の帰結。


















 だから、鬱なら鬱になってればイイぢゃん!つうのがぼく
水仙。その内に、また自然にエネルギーが溜まって放出し
たくなるのが本来の生命体なんすから、ムダに足掻かなくっ
てもエエんだす。


















 「頑張ろう!」と励ますのは必要なんす。が、それが受け
入れれるような時期までは、そっと寄り添って、苦悩をとも
にする一体感と共感がとても大切な時期もあるんです。ただ
ただ関心を持って見守る時間も必要だと思います。



















ドモ