3月26日(土)リスクの実像

 こんにちは。快晴。北西の冷たい風つよし。木々の枝折れ
る、一方、日向には春の花が色とりどり。寒暖折衷かな。






 川沿いにけっこう歩いた。ゴーグル、マスク&フードつき
ブルゾン。神田川から馬場に至る。新宿で飯を食ってメトロ
でかえる。








 関心を持ちつつ何気なく暮らすってのがイイような希ガス
徒に正義を他人に強制する風潮はイヤだ。高潔な精神の人が
自ら正義を実行するのは尊敬する。しかし、高みに立った
正義な言辞にて、凡人をなじる口調には閉口する。ほっとい
ておくれ。つう見地からは我が朋友、セの字や、ケの字は尊
敬に値する。ぼくは徒に発信し杉かも。




















 けふはあまり時間が無かったので、先ほど友人に当てた
メールでブログ・エントリの代替えとすなり。足からず。





『ばっはっは♪ 嫁さんもお子さんも疎開を図ったか。
出来る人はやった方がいいよね。何しろ、後で分った、
なんてことが放射線分野では一杯ありますから。ヨウ素
131もその一つ。

わたしのは学者の受け売り。氏いわく、「元々自然界には
ラヂウムやラドンなどがあり、これは日本では10〜20
ベクレルで年間1.2mシーベルト、体内カリウムなど他
の要因を足して2.4mシーベルト。ヨーロッパやアメリ
ではラドンが100〜200ベクレルもあります。つまり
10〜20mシーベルト年が自然に体内被曝されるとか。



それで、今まで放射線障害で発症したのは100mシーベ
ルト年の内部被曝が最小値。国際基準ではそれを更に20倍
余裕をとって5mシーベルト年にした。それをヨウ素131
放射線量に換算すると300ベクレル/リットルになるとか。
しかも年間被曝は時間軸と放射線量を掛けた面積で蓄積され
るから、一時2倍になってもその後1/2になれば何の問題も
ない。」と風評被害を抑えるのに必死です。



ぼくの感じ:だいたい余裕を20倍も取ったのは、がんの
機序が正確に解明されていないからで、どんなに理屈をつけ
ても安全性を確言できるほどの定説はない。一方、疫学的に
は、色々な化学物質、食物、医療のX線被曝などがある中で
喫煙がメジャーであることは分っている。だから大人は諦め
て下さい。放射線なんかは屁のカッパ。しかし幼児や妊婦は
蓄積しやすい体質だから、注意してもし過ぎることはない!
ということかな?

ですから、貴兄の残念至極も、貴兄の憂慮もとても良く理解
できます。愚考寛恕。』
















 今一番必要な事:偉ぶって人を非難しないこと。特にミス
はしても、一生懸命にやってる人たちを。おつむのエエ人々
の良くやるブーメラン。どもども。














 一応、まとめておくと:

1.リスクの実像(科学的な機序やデータなど)が曖昧だと、
2.規制リスクは保守的になりがち。即ち、
        規制リスク=リスクの実像x不確実係数
3.しかして、規制リスクを超えた無害リスクに対する、
  庶民のリスク不安が増大して、マスコミを通して増大
  され、これが政策に影響を与えるという正のフィード
  バック・ループを形成する。



 これが社会パニックを現出させて、不安を更に増大させる。
つまり政策者の意図に反して風潮被害が増大すると。これに
対する唯一の方策は(政策者はビビルかも知れんけど)、リ
スク情報を出来るだけ早く発出すること。エリートが愚民の
潜在知力をどのくらい信用するかに掛かっています。













ドモ
















ドモドモ