1月27日(金)1月の星座はオリオン座

 こんにちは。引き続き冬晴れ。零下0℃から8℃。あっとい
う間に空気が乾いてきました。ゲホゲホ こういう日は星空
が良く見えます。空気が乾いていて月があまり大きくない時
期には都会からも星座が良く見えまする。









 三ツ星の上に赤いベテルギウス、下に白いリゲルの配置は
オリオン座。メソポタミアの古代からギリシャ、ローマ、古
代中国や大和を含めたあらゆる文化圏で主星座の位置を占め
てまいりました。ギリシャ神話では超イケメンの狩人で月の
女神の恋人だったが、誤って女神に殺されて天に昇ったとか。
それで毎夜、月の女神がオリオン座を横切ります。









 近年、(と言っても1980年代)このオリオン星座の一角で
ガスの円盤を持つ恒星が見つかって、京都の林博士の円盤仮
*1が立証されました。そして近年、スーパーコンピューターを用いた
シミュレーションによりその詳細な惑星誕生過程が再現されました。





 まず円盤状の星屑が領域ごとに重力の不安定により1kg
〜10kgの微惑星が形成されると。次にその微惑星が暴走
的成長を遂げて沢山の小さな小原始惑星が形成されます。こ
の原始惑星はお互いの重力ににより複雑な楕円軌道をとり、
そのために軌道が交差して衝突を繰り返します。その過程で
現在の8つの惑星に収束し、これらはほぼ同一軌道面の円形
になり、衝突は起きなくなります。地球の衛星@月はこの最
後の原始惑星衝突の時に地球からはじき出され形成されたと
か。








 面白いのは、三つの形成過程がみんな違うのですよ。
微惑星の形成は重力によるダストの凝集、原始惑星は
市場主義競争社会で早く大きくなったものが周りの微
惑星を取り込んで、増々大きくなるという暴走的な成
長、そしてその原始惑星が衝突を繰り返して現惑星を
形成する過程は、引力と角運動量に従って一定の縄張
り内で、確率的に平等に成長した寡占的成長モデルに
なります。でもできたのは大きさが全然ちげーじゃん
とか言いますか?それは太陽からの距離によって組成
が違ってきたのです。水金地火は塵が積もった岩石惑
星、土木はその核に大量のガスを吸引した巨大ガス惑
星、天海は氷型惑星へと別れます。









 太陽は水素とヘリウムだけですが地球は鉄を始めとした
重元素から成っています。この重元素は恒星の内部で、ま
たは超新星爆発時のもので、星々の生死の輪廻で宇宙空間
に拡散されたんものです。すなわち我ら地球生命は、星々
のダスト(屑)で作られたといってもイイでしょう。地球
も地球上の生命も、みんな星の屑野郎なんすねィ。










 そしてこの屑野郎ども(地球型惑星)はこの宇宙に五万
とあるんではなかろーかと見積もられています。が確証は
なーし。これを探査しようとの米国を中心としたTPF計画は
今んところアメリカのレンフォー^さんに仕分けられてし
まったとか。ま、夢よりも飯ってのは何処の国でも同じかも。
ショボーン













低線量放射線被曝の覚書:


 20mシーベルト/年を浴び続けるとガンで死亡する確率
が0.1%増えるというリスク評価があります。これは百万
人当たり千人ですから、災害としては多いといへるでしょう。
でも毎年ガンで30万人以上が無くなっている現状から比べれ
ば、そんなに多くはないと言えます。交通事故死と自動車の
利便性や、喫煙の楽しみやストレス緩和と発がん性、などの
メリットとリスクのトレードオフを勘案するのがリスクマネ
ージメントですが、福島で原発とは直接関係のなかった人々
から見れば、被曝はなんらメリットのないリスクと言えるで
しょう。という見地からは、東京で湯水のように電気を使っ
ていた企業や個人は、多少の被曝は覚悟し節電に努める
べきです。ドヤ?











カックラキ~~~~~~ン

*1:太陽系の惑星はガスと塵からなる円盤から作られたという仮説