3月16日(水)ちょと考えて、ちょとビビッた一日


 こんにちは。曇りがちな晴れ。北西の風つよし。







 ほとんど影響力の無いオメガ・ブロガーだから本心を述べ
れば、原発かなりヤバイね。風向と風速によるけど、今日は
エエほう。風向に西や南が入ってれば関東はまず安心。北と
か北東とかだと関東もヤバイ。



















 だいたい放射性粒子の散逸が同心円であるわけがないし、
それは風向きや風速に大きく依存します。3000km以上
離れてる黄土地帯から黄砂は簡単に日本に到達するでしょ?
まして福島原発から東京までは300kmくらい。あっと言
う間に一っ飛びさぁ。広域関東圏には日本の人口の約半分が
住んでるっすから、影響は大きいよね。















 だから所員退避で30km圏内屋内待機または避難なんて
通達が出た途端に、諸君は風向きに注意しなけりゃならん訳
だ。それにマスクや洗浄、衣服をはたくなどの花粉症対策が
必須で役に立つ。風向きによって、30km圏内の人と同じ
対策が必要とされるのです。静水にインキを垂らすか流水に
インクを垂らすかの違いで拡散の仕方はかわるでしょ?
既に米軍基地や外国大使館はこの線(外に出ない)で動いて
いるとか。
















 でも元々放射能の影響は紫外線を浴びた日焼けと同様に
時間と線量の関数ですから、長時間被爆しなけりゃ影響は
少ないし、体内に取り込まなけりゃ長期的な影響も少ない
です。発病も統計的な優位差が少し増えるくらいでタバコ
の害よりか少ないと思うよ、多分ね。だから神経質になら
なけりゃ、普段どーり生活してたって何ら変わりがないと
いへるでせう。でも生命活動(細胞分裂)が活発な児童や
妊婦は将来のある身だから注意してもし杉ることはないと
愚考いたしまふ。
















 むしろ心理的な障害を行政は懼れてんぢゃねーかな?
もう既にパニックは始まってるし、福島産が全部差別される
恐れは確定的に推論でけまふ。日本人は極端に汚染を嫌う
エンガチョ体質だからねぇ。野菜なんかはちゃんと洗って食
べれば何の影響もないし、魚も水揚げ港の影響なんかは皆無
です。こういう論理的な思考が麻痺する(いや日本は前から
既に汚染潔癖症だった)ので、パニックが怖ろしいのですぅ。















 で、一番可哀そうなのは現地で苦労している職員や自衛官
本社の社員や霞ヶ関は関係ねー!元原子力技術者の大前研一
氏によれば、今回の事故は電源が全て切れ、計測も制御も全
く不可能になったもので、油圧系が全滅したJALのダッチロ
ールのようなものだと解説していた。東電の説明が心もとな
かったのも頷ける。水量とか計器が全く信用でけず、操作も
手動でしか出来ない状況。「もうだめかもしれんね。」の機
長の心境だったろうと言っていた。煙が出たり蒸気がでたり
爆発したりの外部から見える事象でしか判断でけない哀しさ。
それでも懸命にガス抜き、注水している。涙がチョチョン切
れるねぇ。

















 今後は世界的に炭素やめますか、放射能やめますか?の
議論が巻き起こり、経済構造も一大構造変化を見せるでせ
う。もれは元々脱炭素には関心なかったけどね。将来の人
類をおもん謀るほどの余裕も高潔さもないからなぁ。タハ





















 最近「アポロ13」のヴィデオを見直してんだけど、主席
管制官の「レッツ キープ クール. レッツ ソルブ ザ
プログラム!」つうのには何度見ても泣けるな。日頃あらゆ
る事態を想定して何年も訓練し、それでも起きる突発自体に
手近のものを工夫して、今の事態に近いプログラムにそって
粛々と手順をこなして行けるのは事前のプログラム作りと長
い訓練に係っていると。仮に今後も原発を続けるとしたら、
これ位の準備と訓練が必要になるのでせうね。宇宙開発と
原子力発電は同等の難しさ。果たしてコストが合うのかどー
か?やはし、地震と同じ地下エネルギーを使ってエネルギー
対策するしかねーかもよ。地熱発電とか。これなら地震
巣窟(すくつ)日本は資源が豊富!だよねだよねそーだよね♪