2月19日(土)そもそも科学的な人間研究自体が困難なんす


 ごにちは。うすら曇り。さぶい。自転車で遠出。荒川に鳥影
濃し。


 近くのスーパーに食糧仕入れに行ったら5歳くらいの男の子
を連れた外人のおかーさんと日本人(らしい)おばーさんが
列の前に並んでた。それでその子はお母さんには英語で、おば
あさんには日本語で喋るんよ。脳内にスイッチでもあるのかな?















 大いなる幻影
 同じような顔して同じような言葉を喋ってるから考えてる
ことも大体同じだろうと思うのはごく自然なことれす。
しかし本質的なところは全くちげーよ!とおもてた方が無難
です。だって真っ白な状態から色々と経験して学んで大人に
なってく過程は万人ともみんなちげーんですからね。もちろん
共通部分も大きいけれど、これは基本部分(食う寝る暮す)
に集中してまふ。思想信条などは家庭環境、文化環境、教育
環境、宗教環境などの影響が多いのです。だからホントは話
しても分からないかも。それでも我らは他我の考え方の違い
だけでも明らかにする必要はあるです。「まずは差異から
始めよ!」ですね。始めからミンナおんなじとおもてたら、
そういう(差異を理解しようという)行動をはなからとら
ないもんねぇ。


















 規律を守り、伝統を重んじ、上長を敬い、何事もきっちり
していないと気がすまない。こういう人は公共に奉仕する仕
事(軍隊、警察、公務員などなど)に向いているでしょう。
しかし束縛されるのが大嫌いで、自由に振舞いたい人はこう
いう仕事は向きません。むしろ芸術家や自由業、専門職など
ですね。これを間違えると大変なことになりまふよお。
でもね、軍隊のトップは束縛されない自由な発想(むしろ
芸術家的?)が必要とされる局面もありまふ。問題はトップ
に上り詰めるまで、そういう素質をどう隠して、きっちりと
振舞えるかでせう。だからナポレオンみたいに女で息抜き
する奴も多かろうってなもんだい♪プ


















 でわ、こういう気質はどうして生まれるのか?氏(遺伝?)
か育ち(環境?)か。双子の研究などで幾つかの面白い知見
が集まっていますが、未だに確定的な学説はありまへん。何
故なら人間実験がでけないから。生まれてから誰とも話させ
なかったり、途中で生育環境を変えたりといった非人道的な
ことは無理でやんすね。ですから歴史や社会から色んな事例
を集めて推測するしかねーんです。実験すればすぐに分るん
ですが、それがでけないっつうのは人間学ではいっぱいあり
ますよ。それに単なる興味だけで、分ったからどーするって
功利的な御利益も少ないしね。医薬の治験にしてからが善意
のボランティアに頼ってるのが現状です。日本には宗教も奉
仕の精神も廃れちゃったからなあ。













ハアア~~~




















追記:

あ!「動物と人間は連続で同じような心の構造を持っている」
つう仮説の下に、マウスやおサル、霊長類、鳥類、イルカなど
を実験動物として人間の精神を探る研究はあるな。確かに。
しかし8割方分っても、最後に人間もホントにそーなのか?
つうふか〜い谷に阻まれてるってのが現状だす。タハハ