2月15日(水)確かなものは何か? そりは妄想ぢゃ〜〜!

 こんにちは。早朝みぞれ残るも快晴に変わる。日陰の芝生
に薄雪残る。昼間は10℃超えたかも。移動性低気圧の影響?



 武蔵小杉で飲む。上場社長のおごり。しかしややこしい事
考えなけりゃ、この世は自明、常識、当たり前に囲まれて、
素直にあの世まで逝けるんですぅ。何しろ人間はそういう風
にでけてんすからね。プ

















 知るは力なり!ってのは確かにあります。が、知らぬは仏、
って知らない人はしやわせって意味もあるんだよ。知ったら
地獄って例はぎょーさんあるでぇ。治療法のない遺伝病、愛
する人の心変わり、浮気、避けようの無い厳しい現実。未来
の必然。親友の裏切り。親が子供の為に隠してた苦労。など。
自分が知らずに犯してた恩人の心使いへの無配慮。クゥ〜!














 でも、こういう慙愧が蓄積してだんだん大人になっていく
んだろうなぁ。イイかワルイか分らんけど。子供は単純、大人
は複雑、って紋きり型も時には真実ではな〜い!複雑な子供
や単純な大人もいるんですぅ。わかるよね?諸君なら!















 というつまらん感慨はさておいて、今日は「わたし」といふ
存在について考えてみよう。諸君にもそれぞれの「私」はある
だろうが、これはあくまでわたしの「私」であーる。ヨロピク














1.心理学的な私:五感を統合した意識の連続体なーり。
2.生理学的な私:自他を区別する免疫機構に空いた穴。
3.哲学的な私:最後まで疑えない、思う我@認識主観。
4.私から見た私:この身体に閉じ込められたアホウ。
5.分子生物学的な私:分子が流れ来たり流れ去る動的平衡
  な私。
6.経済学的な私:インセンティブ(お金)でうごめく欲望体な私。
7.日常生活な私:起き、食い、活動し、悲しみ、楽しみ、
  常識や自明に囲まれてブーたれてる私。
8.君から見た私:これはホントに分らない。あなたが私を
  どー見てるのかは推測するのみ(「心の理論」)


「自分のことはじびんが一番分っている」とは思えども、
一度「自分とは何か?」と問われれば、全く分らなくなる
不思議な存在、それが「わたくし」。ポヨ~~~ン
自分が自分のことを問うとシッチャカメッチャカになる自己言及の
矛盾が発生する所以なり!(写し鏡の夢幻(無限?)のド壺)
















 え〜一方、脳神経科学的な「私」の知見もありまふ。
これは五感を統合し自己を認識する「頭頂連合野」の働き。
ここには「私」をわたしたらしめる機能がありまふ。ここを
損傷した患者からの知見:
「確固とした自己の存在が崩れ去り、私の存在自体があやふ
やで水のように流動し、溶け去り、世界に融合した。」これ
は頭頂連合野を脳内出血により損傷し、生還した研究者の
生々しい実録であ〜る。我らが存在は偏に脳の作り出した
幻に杉ないのか???







 諸症状1:体性感覚情報処理障害。触覚的な物体失念。
      異種感覚マッチング障害。身体失念。手指失念。
 諸症状2:概念運動失念。観念失念。
 諸症状3:体性感覚失念。物体間の距離、遠近、左右上下の
      判断不能
 諸症状4:歩きなれた道順が分らなくなる地誌的障害。

3.は自己の存在感が喪失し流動化、液体化する。4.は地図
上の私の位置(すなわち極常識的な私のいる場所)が全く分ら
ない自己喪失。
















 てなのを考えると「私」ってのは脳が作り出した幻想って
気にもなるよね?でも今ここに在る私のホッペを抓ったら、
やっぱし痛いのじゃ。尽きない幻の連鎖。でも、わたしって
まぼろしで単なる現象だと思えば、それはそれで自由で気楽
なことではアルマイト














 ホギャ~~~