10月18日(月)書店バブル考

 
 こんにちは。雲の多い晴れ。風が涼しい。




 昨日は川崎に演奏会に行って帰りに呑み、そのまま寝込ん
でしまった。切符貰ったからホイホイ行きました。最近こう
いうパターンが多いな。音楽っつうのはエエですね。精神を
解放してくれるし、チリの鉱山事故のときには団結力を与え
てくれる。こころの奥底に根ざすものの一つでしょうかっ!

















 書店「バブル」つうか書籍「バブル」つうか、店頭に同じ
著者の本がずら〜と露出してだんだん質が落ちてそのうち
破烈する危惧をどこかの書店長がつぶやいた。池上バブルや
勝間バブル、茂木健バブルなど。でも一応反省の態度を示し
たのは中でも一番プチバブルな内田たちゅるくんだけで、後
は全く反省の色なーし。みんな撃ちてし止まんの大和魂
突撃じゃ〜!後は野となれ山となれ。勇ましいもんですぅ。

















 週刊誌で「電子書籍特集*1」なんてやってたから立ち読み
したら、まづ出版業界の閉塞状況の分析。版元は普通3千部
くらい刷って、取次に卸しすぐに資金を回収する。取次ぎは
全国の書店に配本し一定期間店頭に露出したあと回収し版元
に返品すると。すると版元はその分返金しなくてはならない
から、また新たに本を出して現金を貰うという自転車操業














 止ると倒れるから、どんどん新刊をだします。その数年間
8万点弱。書店は1万5千店。これも中小はどんどん淘汰さ
れて大型店に集約されているから、数は減っている。本の
種類は増えて、書店は減ってるから新刊の露出は益々減少し
て良書も読者の目に触れない*2。その中で売れてる著者
の本ばかりがバブリーに店頭に並ぶ。つうのが現状だとか。














 これだけ聞いても電子書籍の可能性はでっけえなと思いまし
たが、足が疲れたので続きはまたいつか立ち読みしよ。デワ



















追記:おお、いま突如思い出したけど、絶望書店の店主も苦労
したのかなあ。零細書店の生き残る道は厳しいね。パワー
ゲームに持ち込ませたら零細は不利だわな。ゲリラ戦しかねー
んですぅ。ドモ

*1:おっ、出典を明かさないのがわたしの悪い癖。これは週刊金剛石つう雑誌ですぅ。

*2:3千部の本を1万5千店の本屋に配れば、5店に一冊しか回りません。